AI議事録自動作成ツール17選を徹底比較!有効活用するコツも紹介

「議事録作成をAIで効率化したい!」
「でも本当にAIで正確な文字起こしができるのだろうか?」
「議事録の自動作成におすすめなAIツールを知りたい」
議事録作成は、会議や商談で話し合った内容を実行するために重要な業務となります。しかし、文字起こしや内容分析に時間がかかりすぎてしまい、本来の業務に支障が出ている人も多いのではないでしょうか。そこで推奨したいのが「AI議事録自動作成ツール」です。文字起こしや内容の要約を自動化できるため、議事録作成にかかる時間を大幅に短縮できます。
本記事では、AI議事録自動作成ツールの魅力や注意点、おすすめツールと有効活用するコツを詳しく解説します。ぜひ自分たちにぴったりなAI議事録自動作成ツールを見つけて、業務効率化を進めてみてください。

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AI議事録自動作成ツールの主な機能
AI議事録自動作成ツールとは、AIが音声データから自動で文字起こしや要約をしてくれるツールです。
具体的には、以下のような機能を備えています。
- 音声録音・文字起こし
- 会話内容の要約
- タグ付け・タスク作成
- アジェンダ作成
- 会話内容の分析
- 議事録の共有
- リアルタイム翻訳
各業務の精度はツールによって異なるものの、人間は多少の修正を加えるだけで済むケースがほとんどです。すべて手動で作業するよりも大幅な時間短縮が見込めます。
AI議事録自動作成ツールを利用するメリット5つ
AI議事録自動作成ツールを利用することで、以下5つのメリットを得られます。
- 議事録作成の時間を短縮できる
- 聞き逃しや記録ミスを防げる
- 多言語の会議でも円滑に進行できる
- 会議内容を手軽に共有できる
- 本来やるべき仕事に集中できる
順番に見ていきましょう。
議事録作成の時間を短縮できる
先ほどの「AI議事録自動作成ツールの主な機能」でもお伝えした通り、AIを活用することで文字起こしや内容要約など、さまざまな業務を自動化できます。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社が2023年2月に公表した調査によると、ビジネスパーソンが議事録作成に費やしている1週間あたりの平均時間は6.13時間、年間で319.6時間とのことです。
これまで手動で作業してきた時間を短縮できれば、担当者の業務負担を減らすだけでなく、企業としても大きな生産性向上につながるでしょう。
聞き逃しや記録ミスを防げる
メモを取りながら会議に参加していると、注意力が散漫になることから、重要ポイントの聞き逃しや記録ミスが発生しやすくなります。
実際、株式会社RevCommがオンライン会議の議事録作成を担当しているZ世代(22歳〜26歳)の営業職302名を対象に実施した調査によると、53.0%が「議論に集中できない」と回答しています。
参考:株式会社RevComm「議事録作成に関するZ世代営業職の苦悩調査」
AI議事録自動作成ツールには「音声録音機能」が備わっているものが大半です。導入することで、ヒューマンエラーの防止になるでしょう。
多言語の会議でも円滑に進行できる
AI議事録自動作成ツールの中には「リアルタイム翻訳機能」を備えているものも多いです。
外国籍スタッフとのコミュニケーションに通訳をはさむ必要がなくなるため、円滑に会議や商談を進められます。通訳の人件コストを削減できるのもメリットです。
さまざまな国籍の社員がいる企業はもちろん、これからグローバル化を検討している企業の手助けにもなるでしょう。
会議内容を手軽に共有できる
議事録を「社内での情報共有」に役立てている企業は多いでしょう。しかし、手作業で共有するには、メール送信や印刷などの手間がかかります。
AI議事録自動作成ツールには、「共有リンクの作成」や「管理システムとの連携」など、作成した議事録を手軽に共有できる機能が備わっていることが多いです。
スムーズに情報共有ができるため、会議後の意思決定・実行に至るまでの行動をスピーディーにおこなえるでしょう。
本来やるべき仕事に集中できる
議事録作成の業務負担が軽減されれば、担当者は浮いた時間を「本来やるべき仕事」に集中できるようになります。
株式会社RevCommの「議事録作成に関するZ世代営業職の苦悩調査」によると、議事録作成業務が不要になった場合の時間の使い方として、以下のような回答を得られています。
- 商談や企画(49.2%)
- 資料の整理(39.3%)
- マニュアル・フォーマットの作成(36.6%)
- 取引先の理解や分析(33.9%)
- スキル向上のための学び(32.2%)
- プレゼンテーションの練習(27.9%)
- 社内コミュニケーション(15.8%)
AIの導入は単純に時間が浮くだけでなく、残業時間の削減も可能です。ワークライフバランスが維持しやすくなることで、従業員の業務パフォーマンスの向上も期待できます。
企業の生産性を高めるためにも、議事録作成のような単純作業は自動化していきましょう。
AI議事録自動作成ツールを利用するデメリット3つ
AI議事録自動作成ツールの利用はメリットが大きいとはいえ、以下3つのデメリットに注意する必要があります。
- 誤った文字起こしになることもある
- ツールによっては修正に時間がかかる
- 初期費用やランニングコストがかかる
順番に見ていきましょう。
誤った文字起こしになることもある
AIの精度は日々向上していますが、必ずしも正確な文字起こしになるとは限りません。
例えば、以下のような事象が起きることもあります。
- 録音環境が悪くて上手くテキスト化されていない
- 文脈やニュアンスが伝わらずに誤った文章になっている
- 重要事項が要約によって省かれてしまっている
AIツールはまだまだ発展途上であり、100%信頼できるものではありません。
手作業よりも大幅に業務効率化できるのは間違いありませんが、丸投げできないことを理解し、必ず人間の目によって最終チェックをしましょう。
ツールによっては修正に時間がかかる
AI議事録自動作成ツールは、各種類によって文字起こしや要約の精度が異なります。
例えば、「雑音耐性のレベル」や「専門用語の理解度」はツールによってさまざまです。自社の使用環境に合っていないツールを選ぶと、修正業務の負担が大きくなります。
自社に合ったツールを選択するためにも、無料トライアルを積極的に活用しましょう。
初期費用やランニングコストがかかる
AIの発展によって無料ツールも増えてきていますが、機能制限があるため、本格導入する際は有料ツールの使用をおすすめします。
先ほどお伝えした通り、AI議事録自動作成ツールは各種で機能や精度が異なります。自社に合ったツールを選ばないと、費用対効果が悪くなってしまうため、無料トライアルを活用してしっかり見極めるようにしましょう。
AI議事録自動作成ツールの比較ポイント8つ
AI議事録自動作成ツールは、さまざまな種類があります。そして、有効活用するには自社に合ったツールの見極めが重要です。
AI議事録自動作成ツールを比較する際は、以下8つのポイントに注目しましょう。
- 文字起こしの精度
- 機能の充実度
- UIや操作性
- セキュリティ対策
- 翻訳に対応している言語
- 費用対効果
- Web会議ツールとの連携
- 利用する目的
順番に解説します。
文字起こしの精度
正確な議事録作成をするには、文字起こしの精度が重要になります。
どのツールも文字起こしの精度は向上してきていますが、想定される利用シーンとのマッチ度に応じて多少の差が生じます。
例えば「多人数が参加する会議」と「顧客と向き合う商談」とでは集音方法が大きく異なるでしょう。
また「各業界で特有の言い回しや専門用語を理解できるか」によっても、音声データからの文字起こしに大きな影響を与えます。
よって、以下の項目を確認するのがおすすめです。
- 利用頻度の多いシーンに対応しているか
- 自社と同業界で利用している企業があるか
- 辞書機能で固有名詞や専門用語を登録できるか
実際に使用してみないとわからないことも多いため、無料トライアルの活用やレビューも参考にするといいでしょう。
機能の充実度
AI議事録自動作成ツールには、各種でさまざまな機能が備わっています。
例えば、以下のような機能があると便利に活用できるでしょう。
- 会話を話者ごとに分けてテキスト化してくれる
- 音声とテキストが紐づいている
- 重要事項にマーカーを引いてくれる
- 自動生成された議事録を編集・共有できる
- 過去の議事録と書式を統一できる
- 複数言語をリアルタイムで翻訳してくれる
とはいえ、多機能すぎても操作性や費用対効果が悪くなります。自社で最低限必要な機能を揃えているツールを見つけましょう。
UIや操作性
文字起こしの精度や機能が優秀であっても、利用者が使いにくいと感じていれば有効活用できません。
例えば、多機能すぎて求めるボタンがすぐに見つからなかったり、編集ツールが複雑で説明しないと使えなかったりすると、社内での普及に時間がかかってしまいます。
使いやすいかどうかの基準は人によって異なりますが、なるべくシンプルなUI・操作性のツールを選ぶといいでしょう。
セキュリティ対策
議事録作成には、個人情報や機密情報が含まれることも多いです。
入力した情報がAI学習に使われる・サービスのバグ・サイバー攻撃などによって、ツールに保存したデータが外部に漏れてしまう可能性もゼロではありません。
よって、以下のようなセキュリティ対策の確認も重要になります。
- 情報を学習させない機能があるか
- 閲覧や編集権限の設定ができるか
- データの暗号化処理をしているか
- 「ISO27001認証」や「プライバシーマーク」があるか
中には、データを自社サーバーのみに保存するツールもあります。セキュリティ対策の重要度が高い場合は、そういったオンプレミス型を選ぶのもおすすめです。
翻訳に対応している言語
海外企業との取引や多国籍スタッフとのコミュニケーションが多い場合は、翻訳に対応している言語の確認も重要です。
対応言語をリアルタイムで翻訳できるツールを選ぶと、議事録作成がスムーズになります。
注意点としては、多言語に対応していても、翻訳の精度や速度はツールによって異なることです。必ず無料トライアルで使い勝手を確認するようにしましょう。
費用対効果
AI議事録自動作成ツールの価格はピンキリであり、高いものほど便利、安いほどいい……というものではありません。
例えば、価格が高いツールは機能が充実しています。しかし、自社で利用しない機能が多い・ツールの利用頻度が少ない場合、費用対効果はあまり高くないでしょう。
反対に価格が安くても、最低限必要な機能が備わっていなかったり、ツールの利用頻度が多かったりする場合は、多少高くても費用に見合う価値はあります。
また、ツールの中には「月額利用タイプ」と「買い切りタイプ」の2種類があります。利用頻度に応じて最適なツールを選びましょう。
Web会議ツールとの連携
近年は、オンラインで会議や打ち合わせをすることも多いでしょう。そのため、自社が使用しているWeb会議ツールとの連携も確認する必要があります。
もし連携できないツールを導入してしまうと、現在使用しているWeb会議ツールを変更しなければなりません。既存顧客に変更依頼をすることにもなるため、対応しているWeb会議ツールもチェックしましょう。
利用する目的
AI議事録自動作成ツールには、大きく以下の3タイプに分けられます。
- 文字起こし特化タイプ
- 会議や実行の効率化タイプ
- 会議内容の可視化タイプ
どのタイプのツールを導入するべきなのかは、各企業のニーズによって異なります。例えば「文字起こしを効率化したい」だけであれば、そこまで多くの機能は必要ないでしょう。機能を絞った手軽に利用できるツールが合っているといえます。
一方で「会議を効率化したい」「決定事項をスムーズに実行したい」のであれば、アジェンダの自動生成やタスク管理に対応しているツールを選択するのが好ましいです。また「会議内容を分析したい」場合は、よく使われたキーワードの抽出や、録画したデータから参加者の表情分析など、内容を可視化できる機能があると便利です。
以降では、上記の3タイプに分けておすすめなツールを紹介します。自社に合ったタイプから最適なものを探してみてください。
AI議事録自動作成ツールおすすめ7選|文字起こし特化型
文字起こしに特化したAI議事録自動作成ツールは、以下の7つがおすすめです。
- AI議事録取れる君(オンライン特化)
- RIMO Voice(オンライン特化)
- AI GIJIROKU(オンライン特化)
- AutoMemo(オフライン特化)
- VOITER(オフライン特化)
- SecureMemo(オフライン特化)
- Scribe Assist(オンライン・オフラインの両対応)
なお、文字起こし特化型には「オンライン・オフライン」のどちらで使いやすいかでも分けられます。
オンライン特化は、ZoomやGoogleMeetなどのWeb会議ツールとの連携に優れています。オフライン特化は、音声認識精度やセキュリティ性能に優れているものです。
各自の利用シーンに応じて選択してみてください。
AI議事録取れる君
提供会社 |
株式会社ALM |
料金プラン(税込) |
・Personal:1,078円/月 ・Enterprise:6,050円/月〜 |
無料トライアル |
7日間 |
主な機能 |
・自動文字起こし ・AI自動要約 ・Zoom連携 ・Microsoft Teams連携 ・Google Meets連携 ・ファイル取り込み ・単語登録 ・翻訳 ・共同編集 ・ブックマーク ・自動録音 ・ワード・CSV・マークダウン形式のダウンロード ・共有リンク作成 ・メール展開 |
公式サイト |
AI議事録取れる君は、文字起こししたテキストを解析して「小見出し」と「箇条書き」で要約を自動生成してくれるのが特徴です。
90以上の国と地域の発話を、主要な16の言語に翻訳する機能も備わっており、グローバルに活用できます。
また、Zoom・Microsoft Teams・Google Meetsと、幅広いWeb会議ツールに対応しているのもオンライン会議で使いやすいポイントです。
RIMO Voice
提供会社 |
Rimo合同会社 |
料金プラン |
・個人(音声):22円/30秒 ・個人(動画):33円/30秒 ・法人:要問い合わせ |
無料トライアル |
個人:音声60分 |
主な機能 |
・自動文字起こし ・テキストと音声がシンクするスライダー機能 ・要約作成 ・雑音や意味のない発生の自動除去 ・URL共有 ・単語登録 ・フォルダ分類 |
公式サイト |
Rimo Voiceは、日本語に特化したAIで自動文字起こしをするツールです。
自然言語処理技術に優れており、適切な句読点や改行で読みやすい議事録作成をしてくれます。修正業務の手間を大きく省けるでしょう。
また、音声とテキストがシンクしているため、該当部分の聞き返しが容易にできるのも使いやすいポイントです。
Zoom、Microsoft Teams、Google Meetの各Web会議ツールにも対応しています。
AI GIJIROKU
提供会社 |
株式会社オルツ |
料金プラン |
■フリー:無料(閲覧のみ)
■パーソナル ・月払い:1,500円/月 ・年払い:16,500円/年
■ビジネス ・月払い:200,000円/月 ・年払い:2,200,000円年
■チーム ・年払い:327,800円/年 |
無料トライアル |
パーソナルプラン:1週間 |
主な機能 |
・AI要約 ・清書 ・内部音声収録 ・リアルタイム翻訳 ・Zoomを含む各種ツール連携 |
公式サイト |
AI GIJIROKUは、音声認識精度99.8%のAI議事録自動生成ツールです。参加者が複数名でも、AIが話者を特定して正確に記録できます。
また、リアルタイム翻訳は30カ国語に対応しており、多国籍スタッフとのコミュニケーションも取りやすいです。
Zoom、Microsoft Teams、Google
Meetの各Web会議ツールとも連携できるため、グローバル会議や打ち合わせが多い企業におすすめなツールです。
AutoMemo
提供会社 |
ソースネクスト株式会社 |
料金プラン(税込) |
■スタンダードプラン ・月払い:1,480円/月 ・年払い:15,360円(一括)
■プレミアムプラン ・月払い:2,480円/月 ・年払い:23,760円(一括) |
無料トライアル |
・文字起こし:1時間/月 ・要約:1回/月 |
主な機能 |
・録音・文字起こし ・自動要約 ・Todoリスト作成 ・録音ファイルにフリーコメント ・話者を自動判別 ・キーワード検索 ・ブックマーク ・共有・取り込み ・メール転送 ・クラウド連携 ・kintoneへ出力 |
公式サイト |
AutoMemoは、文字起こし正解率98.9%を誇るAI議事録自動作成ツールです。
文字起こし精度が高い理由には「100万台を突破したAI翻訳機もノウハウが詰め込まれていること」「ChatGPTで有名なOpenAI社のWhisperを採用していること」の2つがあります。
自動要約にも対応しているため、議事録作成を大幅に効率化できるでしょう。公式サイトによると、議事録作成にかかる時間を約80%削減できるとのことです。
なお、同ツールはZoomやMicrosoft TeamsなどのWeb会議ツールと連携できますが、対面会議専用のボイスレコーダーも販売されています。
VOITER
提供会社 |
iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS株式会社 |
料金プラン |
・本体:59,900円 ・文字起こしサービス:無料・制限なし |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・リアルタイム文字起こし ・文字の自動修正 ・シーンに応じた録音モード ・動画の録画と字幕自動生成 ・最大10m・360度集音できるマイク ・オンライン会議の音声認識 ・ノイズ除去 ・データ編集 ・自動話者分離 |
公式サイト |
VOITERは、iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS株式会社が提供する、AI対応のボイスレコーダーです。
最大距離10m・360度集音できるマイクや、AIチップによる高度なノイズ処理機能を搭載しており、非常に優れた音声認識による文字起こしを実現しています。
またオフラインだけでなく、Wi-FiやSIMカードによるオンライン文字起こしにも対応しています。文字起こしサービスは端末を購入すれば、無料で利用可能です。
SecureMemo
提供会社 |
Nishika株式会社 |
料金プラン |
要問い合わせ |
無料トライアル |
2週間 |
主な機能 |
・オンプレミス環境での文字起こし ・リアルタイム音声認識 ・自動話者識別 ・オフライン環境での自動要約生成 ・約100言語の和訳・翻訳 ・フィラー除去 ・単語登録 ・テキスト編集 ・トリミング |
公式サイト |
SecureMemoは、オンプレミス環境で文字起こしができるのが特徴です。外部ネットワークから完全遮断されているため、機密情報を扱う内容でも安心して利用できます。
ChatGPTで著名なOpenAI社提供のAI音声認識モデル「Whisper」を採用しており、文字起こしの精度も96.2%と高精度です。
また、約100言語の和訳・翻訳に対応しています。グローバル会議や打ち合わせが多い、万が一でも情報漏洩が許されない企業におすすめなツールです。
Scribe Assist
提供会社 |
株式会社アドバンスト・メディア |
料金プラン |
要問い合わせ |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・単語登録 ・話者識別 ・文字起こしと連動した音声再生 ・ポップアップ字幕 ・Zoom連携 ・タグ付け・キーワード設定・検索 ・各種ファイル形式に出力 ・ファシリテーションモード |
公式サイト |
Scribe Assistは、音声録音・テキスト化・編集・要約までをワンストップで実現するAIアプリケーションです。
インストールしたPC内で動作するアプリケーションであるため、インターネットへの接続は必要ありません。ゆえに機密情報を扱う会議や打ち合わせでも安心して利用できます。
※要約機能はChatGPTを使用するため、インターネット接続が必要です。
AI議事録自動作成ツールおすすめ3選|会議や実行の効率化型
スマート書記
提供会社 |
エピックベース株式会社 |
料金プラン |
ライセンス料:10,000円/月〜 AIパック:15,000円/月〜 |
無料トライアル |
14日間 |
主な機能 |
・録音 ・議事録エディタ ・自動文字起こし ・自動要約 ・音声・動画のアップロード ・用語登録 ・フィラー除去 ・自動話者分離 ・タイムスタンプ ・ダウンロード ・サマリー |
公式サイト |
スマート書記は、大企業を含めた5,000社以上の利用実績を誇るAI議事録サービスです。
文字起こしから要約作成、要点の抽出、決定事項やToDoの抽出を即座に実行してくれるため、会議終了後すぐに議事録が完成します。
パソコンだけでなく、モバイルアプリでも利用可能です。議事録作成と情報共有が素早くできることから、スピーディーに行動へつなげられるでしょう。
ISMS認証取得・情報通信の暗号化などのセキュリティ対策を徹底しているのも、ユーザーが安心して利用できるポイントです。
Synclog
提供会社 |
株式会社チームスピリット |
料金プラン |
・ベーシック:28,000円/月 ・スタンダード:56,000円/月 ・ビジネス:95,000円/月
※税別表記 |
無料トライアル |
2週間 |
主な機能 |
・自動話者分離 ・発言ブックマーク ・プライベートモード ・Web会議アラート ・単語辞書登録 ・自動要約 ・文章校正 ・音声倍速再生 ・議事録エディタ ・共有リンク生成 ・ファイル出力 ・Salesforce連携 ・音声ファイルインポート ・IP制限 |
公式サイト |
Synclogは、ワンクリックで簡単に起動できるのが特徴です。
Zoom・Meet・Teamsなどの各種Web会議ツールや対面会議など、あらゆるシーンに対応しており、記事録作成の機会が多い方にとって使いやすいものになるでしょう。
ミーティングトピックスの自動要約や、読みやすい文章に校正してくれるモードなど、会議後の実行力に影響を与える機能も豊富に搭載されています。
TIMO Meeting
提供会社 |
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社 |
料金プラン |
要問い合わせ |
無料トライアル |
あり(詳細は要問い合わせ) |
主な機能 |
・文字起こし ・決定事項の作成 ・Todo登録・管理 ・要約 ・アジェンダ作成 |
公式サイト |
TIMO Meetingは、経営会議のためのミーティングマネジメントツールです。
会議前のアジェンダ展開から会議後の議事録共有まで、一連のプロセスをデジタル化できます。AIによる自動文字起こし・要約機能も搭載しており、より一層、経営会議を効率化できるでしょう。
アジェンダごとに閲覧権限の設定も可能です。これによって会議管理体制の強化や、決定事項のスムーズな実行が可能となります。
AI議事録自動作成ツールおすすめ3選|会議内容の可視化型
YOMEL
提供会社 |
アーニーMLG株式会社 |
料金プラン |
・スターター:28,000円/月 ・スタンダード:95,000円/月 ・ビジネス:180,000円/月 ・エンタープライズ:要問い合わせ
※税別表記 |
無料トライアル |
10時間 |
主な機能 |
・自動話者識別 ・自動音声認識 ・単語登録 ・議事録ブックマーク ・要点自動リストアップ ・会議ログのURL共有 ・マネージャー層向け管理機能 ・グループ管理機能 ・自動FAQ機能 ・ワンランク上の英語機能 ・管理画面へのIPアドレス制限 ・個人情報自動除去 |
公式サイト |
YOMELは、会議後ワンクリックで9〜10割の議事録が完成するAIツールです。
会議や商談が始まったタイミングで、ツール内のボタンをワンクリックするだけで全音声がテキスト化されていきます。
発言者を自動で区別する機能や、「あー」「えー」など不要な発話を自動カットする機能も搭載されており、手軽に正確な議事録作成ができます。
さらには、社内メンバーの会議をリアルタイムで把握、特定キーワードに反応するアラート機能といった管理者向けの機能を備えているのも特徴です。
ZMEETING
提供会社 |
Hmcomm株式会社 |
料金プラン |
要問い合わせ |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・自動文字起こし ・辞書登録 ・多言語翻訳 ・フィラー除去 ・音声ファイルテキスト化 ・議事録清書 |
公式サイト |
ZMEETINGは、産総研発のベンチャー企業が開発したAI議事録自動作成ツールです。
独自の音声処理技術をプラットフォームとする特許技術に強みを持っており、会議の雰囲気(参加者の感情)を認識できる機能が備わっています。この技術によって、会議内容を分析しやすくなります。
多言語翻訳にも対応しているため、グローバルな会議でも分析が可能です。
いきなり議事録
提供会社 |
株式会社喋ラボ |
料金プラン |
・エッセンシャル:30,000円/月 ・プロフェッショナル:150,000円/月 ・エンタープライズ:要問い合わせ |
無料トライアル |
あり(詳細は要問い合わせ) |
主な機能 |
・会議の録画 ・音声認識 ・タグ付け ・テキスト化 ・BOTに好きな名前を付ける ・鍵付きの動画共有 ・ワンクリックでGoogleカレンダーのメモに保存 ・動画とテキストによる振り返り ・検索 ・動画のダイジェスト版作成 ・文字動画コンテンツの出力 ・API連携 ・テラバイトのストレージ利用 |
公式サイト |
いきなり議事録は、AI BOTがリモート会議に同席して、会議の録画・タグ付け・テキスト化をしてくれる議事録作成ツールです。
AI BOTには好きな名前を付けられるため、企業のブランディングに役立ったり、面白い名前を付けることで会議のアイスブレイクになったりします。
また、テキストの必要な部分を選択するだけでダイジェスト動画を自動生成できるのも特徴です。編集ソフトを使用する必要がないため、会議の要点を手軽に共有できます。
AI議事録自動作成の無料ツールおすすめ4選
基本的に、AI議事録自動作成ツールは、機能が充実している有料サービスを利用するのがおすすめです。
とはいえ、「利用頻度が限定的」「高度な機能を求めない」という場合は、以下4つの無料ツールでも議事録作成は自動化できます。
- Googleドキュメント
- Microsoft Word
- CLOVA Note
- ユーザーローカル「音声議事録システム」
Googleドキュメント
Googleドキュメントでは、音声入力機能を活用することで、議事録作成の土台になる情報の文字起こしを自動化できます。
音声入力の手順は以下の通りです。
- Googleドキュメントにアクセスする
- 新しいドキュメントを作成の「+」マークをクリックする
- メニューバーから「ツール」→「音声入力」をクリックする
- 画面に表示されたマイクをクリックする
- 会議や商談を始める
- 会議や商談が終わったら、マイクをクリックして音声入力を終える
文字起こしの精度は有料サービスより劣ります。
とはいえ、多少の修正があったとしても、音声データから自分でタイピングするより大幅に工数削減につながるでしょう。
公式サイト:https://workspace.google.com/intl/ja/products/docs/
Microsoft Word
Wordでは「ディクテーション」か「トランスクリプト」のどちらかを選択して、議事録を自動作成できます。
- ディクテーション:会話を一字一句そのまま文字起こしする
- トランスクリプト:音声ファイルの文字起こしや話者分離が可能
1対1の商談ではディクテーション、多人数の会議ではトランスクリプトと使い分けるといいでしょう。
どちらもWordのドキュメントを開き、メニューバーから「ディクテーション」または「トランスクリプト」のボタンから開始できます。
公式サイト:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/word
CLOVA Note
CLOVA Noteは、LINE
WORKS株式会社が提供する、無料のAI音声記録管理サービスです。LINEアカウントがあれば、PCとスマホアプリの両方で利用できます。
主な機能は以下の通りです。
- 録音または音声ファイルのテキスト自動変換
- 話者識別機能
- 音声録音中のメモ機能
- ブックマーク機能
- 単語登録機能
- 共有リンクの発行
音声認識の精度も無料ツールの中では高精度と定評があります。発言者を識別する機能も備わっているため、多人数の会議でも利用しやすいでしょう。
公式サイト:https://clovanote.line.me/
ユーザーローカル「音声議事録システム」
ユーザーローカル社が提供する音声議事録システムは、Chrome・Safari・Edgeのブラウザで利用できます。
主な機能は以下の通りです。
- 文字起こしの結果表示・編集
- 会議中のトピック単語表示
- 感情認識
- 単語出現頻度の表示
- csvダウンロード
感情認識やよく発言された単語を可視化できるため、会議内容を分析したい場合に役立つでしょう。
公式サイト:https://voice-dashboard.userlocal.jp/
AI議事録自動作成ツールを効果的に活用する3つのコツ
AI議事録自動作成ツールを最大限活用するには、利用者側の配慮も重要です。
以下3つのコツを押さえて、効果的に活用していきましょう。
- 会話がクリアに聞こえる環境を整える
- 辞書機能や学習機能で認識精度を高める
- 削減したい工数をあらかじめ決めておく
順番に解説します。
会話がクリアに聞こえる環境を整える
音声認識の精度を高めるには、利用する環境を整えることも大切です。
雑音が多い部屋では、ツールが正しく会話を認識できない可能性があります。他人の話し声やBGMが聞こえない静かな環境で利用するのが理想です。
また、多人数の会議なら「マイク」を導入するのもおすすめです。置き場も最適化させながら、確実に音声認識できる環境を整えていきましょう。
辞書機能や学習機能で認識精度を高める
録音環境にこだわっても、AIツールが専門用語や業界独特の言い回しを正しく認識できなければ、文字起こしの精度は高まりません。
AIツールに、専門用語や独特な言い回しを理解させるには「辞書機能」や「学習機能」を活用するのがおすすめです。
一般的に理解が難しそうな言葉をあらかじめ登録しておいたり、機械学習させておいたりすることで、AIの音声認識精度を高められます。
削減したい工数をあらかじめ決めておく
AI議事録自動作成ツールには、各種類で得意なことが異なります。また、必ずしも正しい音声認識をするわけではありません。
2025年1月時点のAI技術では、すべての業務を任せることはできません。あらかじめ削減したい工数を決めておき、AIと人間で業務を分けるのがおすすめです。
例えば、以下のようなイメージです。
- 文字起こしの工程を削減したい
→内容の要約や整理は自分でする - 重要事項の抽出と整理を削減したい
→100%正確な文字起こしは求めない
このように最低限削減したい工程を決めておくと、ツール選びや修正業務がスムーズにできるようになります。
まとめ:AIを活用して議事録作成を自動化・効率化しよう
AI議事録自動作成ツールを導入することで、これまで手作業でおこなっていた単純作業を自動化できます。担当者はより生産性の高い業務に集中できるため、業績アップが期待できるでしょう。
とはいえ、AIはまだまだ発展途上であり、すべてを丸投げできるわけではありません。ツールによって機能も異なるため、削減したい工数を明確にし、自社に最適なツール選択をしましょう。