資料作成はAIで効率化!プレゼン・スライド作成向けツール10選

「プレゼン資料作成をAIで自動生成したい!」
「でも、どんなツールを使用すればいいのかわからない……」
「そもそも、どこまでAIで効率化できるのだろう?」
AIツールは日進月歩で進化しており、近年ではプレゼン資料作成も大幅に効率化できるようになりました。データ集計やレイアウト構成をAIに任せることで、私たち人間はより重要度の高い業務に注力できるようになります。
そこで本記事では、AIを活用した資料作成の方法や、プレゼン・スライド作成向けのAIツール10選・活用する際のポイントを詳しく解説します。読み終えるころには、AIでプレゼン資料作成を効率化させる準備が整っているでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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資料作成においてAIができること
プレゼン資料作成には多くの時間と手間がかかるものです。
しかし、AIを活用することで、以下の業務を自動化・効率化できます。
- 大量のデータ処理と分析
- 構成作成
- 文章作成
- デザイン作成
- 校正
特にAIが得意としている領域は「データ処理や分析」です。人の手では情報を集める・整理するだけでも膨大な時間がかかりますが、AIなら自動で処理してくれます。
また、必要事項を入力するだけで、見栄えのいいデザインに整え、わかりやすい構成や文章を自動生成してくれる機能もあります。
自社のオリジナリティ要素の追加・内容チェックに人の手は欠かせませんが、ほとんどのことはAIに任せることが可能です。
資料作成にAIを活用する4つのメリット
資料作成にAIを活用すると、以下4つのメリットを得られます。
- 作業時間や労力を短縮できる
- より質の高い資料に仕上げられる
- 人手不足や属人化を解消できる
- 本来の業務に集中できるようになる
順番に見ていきましょう。
1.作業時間や労力を短縮できる
AIを活用することで、資料作成にかかる時間や労力を大幅に短縮できます。
人間の手作業で資料を作ると、情報収集や整理、構成作成や文章作成、デザインの調整、誤字脱字チェックなど、膨大な業務が必要でした。
しかし、AIを活用すれば、キーワードやプロンプト(命令文)を入力するだけで多くの業務を自動化できます。
作業時間や労力が短縮されれば、人間は内容のブラッシュアップに時間を割けるため、生産性の向上につながりやすくなるでしょう。残業時間も減るため、経営者は人件費の削減の恩恵が、社員はワークライフバランスの向上が期待できます。
2.より質の高い資料に仕上げられる
AIの活用は、質の高い資料作成をする手助けにもなります。
例えば、以下の通りです。
- 膨大なデータ集計や分析を自動化できる
- クライアントに対してわかりやすい文章を生成できる
- ヒューマンエラーを防止できる
質の高い資料作成をするには、説得力を高めるためのデータ収集が欠かせません。しかし、人の手だけで膨大なデータを収集・分析するのは限界があるでしょう。
その点、AIを活用すれば瞬時にデータ収集・分析が可能です。データに裏打ちされた資料を作成しやすくなるため、説得力の高いプレゼンができます。
また、AIは論理的な文章作成も得意です。頭に入りやすい流れで資料作成ができるため、プレゼンが苦手な社員であっても、説得力の高い内容を届けられます。
データの入力ミスや誤字脱字などのヒューマンエラーを防げるのも、AIを活用するメリットです。
3.人手不足や属人化を解消できる
近年は、少子化による人手不足に悩まされている企業も少なくありません。人員を増やしたくても、売り手市場で採用コストが高騰している時代ではなかなか難しいのが実情です。
また、人手不足によって「業務の属人化」が進んでいる企業も多いのではないでしょうか。
- 「〇〇さんが休むと資料作成ができない……」
- 「若手を育成したいが、日々多忙で時間を取れない……」
このような状況を放置していると、いずれ業務が回らなくなったり、企業全体の成長を止めてしまったりするリスクがあります。
しかし、AIで資料作成を自動化すれば、社員一人ひとりにかかる業務負担を減らせます。経験や知識がない社員でも高品質な資料を作れるため、属人化の解消にもつながるでしょう。
4.本来の業務に集中できるようになる
AIによる業務効率化に成功すれば、これまで資料作成に充てていた時間が浮きます。
時間が浮くことで、社員は「営業戦略の立案」や「顧客へのアプローチ・サポート」など、本来力を入れるべきであるコア業務に集中できるようになります。
2025年1月時点のAI技術では、ゼロからアイデアを生み出したり、人間の感情に寄り添ったりする業務には対応できていません。
自動化できる業務はAIに任せて、社員は人間にしかできない業務に集中する。その結果として、業績アップ・収入アップにつながります。
資料作成にAIを活用する3つのデメリット
AIの導入は資料作成に大きく貢献してくれますが、特性を理解していないと恩恵を受けられなかったり、トラブルが発生したりする可能性があります。
プレゼン資料作成を自動化する際は、以下3つのデメリットを把握しておきましょう。
- 他社と同じような資料になることがある
- 誤った情報を発信してしまうおそれがある
- 機密情報が漏れてしまうおそれがある
順番に解説します。
1.他社と同じような資料になることがある
AIはすでに存在するデータ・成功パターンに基づいて資料作成をするため、他社と似通った資料になることが多いです。
プレゼンを成功させるには、クライアントに強いインパクトを残す必要があります。そのインパクトを生み出すには、自社の独自視点やデータを盛り込むこと・過去の成功パターンにとらわれない目新しい表現を用いることなどが重要です。
したがって、AIを活用した資料作成では、自動生成された資料をベースにしながらも「人間の手で付加価値を加えていくこと」を忘れずに実施しましょう。
2.誤った情報を発信してしまうおそれがある
AIは膨大なデータの処理・分析に長けていますが、必ずしも正しい情報が出力されるわけではありません。
例えば、誰かが発信した誤った情報を学習していたり、古い情報が含まれていたりすると、会社の信用を失う資料になってしまうおそれがあります。
そのため、AIで資料作成をする際は、人間の目で以下のようなチェックを忘れないことが重要です。
- 情報ソースの信頼性を確認する
- 他の資料と照らし合わせて事実確認をする
AIは業務効率化に大きく貢献してくれますが、あくまでも補助ツールでしかありません。最終的には人間が責任を負うことを認識しておきましょう。
3.機密情報が漏れてしまうおそれがある
機密情報をAIツールに入力すると、情報漏洩につながるおそれがあります。例えば、学習目的で利用されたり、サイバー攻撃を受けたりするリスクが考えられます。
実際、2023年3月にChatGPTで情報漏洩が起きました。システムのバグにより、一部のユーザーのチャット履歴が、他のユーザーにも表示されてしまったとのことです。
参考:March20 ChatGPT outage: Here’s what happened | OpenAI
AIツールの中には、入力情報を学習に使用させない設定もあります。しかし、情報が一定期間保存されることが多いため、以下のような「漏れて困る情報」は安易に入力しないようにしましょう。
- 顧客データ
- 社員の個人情報
- 新製品に関する情報
各種AIツールのセキュリティ対策をチェックすることも大切です。
AIを活用して資料作成をする一般的な流れ
AIを活用して資料作成をする流れは、以下の通りです。
- 資料のテーマや要点を入力する
- 自動生成された資料に修正を加える
- 画像や図表を挿入して完成させる
順番に解説します。
1.資料のテーマや要点を入力する
まずは、作成したい資料のテーマや要点をツールに入力しましょう。
例えば、「売上報告」「新サービスの企画」などのテーマと、必要となる情報を箇条書きで入力していきます。すると、AIがプレゼンの骨格を自動生成してくれます。
2.自動生成された資料に修正を加える
AIが資料を自動生成したら、以下の修正を加えていきましょう。
- 伝える順番の入れ替え
- 不要な情報の削除
- 足りない情報の追加
- 文章やレイアウトの調整
なお、ツールによってはプロンプト(命令文)を入力すれば、AIが自動的に修正してくれることもあります。
3.画像や図表を挿入して完成させる
自動生成された内容の調整を終えたら、画像や図表を挿入して完成させます。
画像や図表についても、ツール内で自動化できることが多いです。差し替えも簡単にできるため、都度修正しながら最適化していきましょう。
このように、AIを活用すれば資料作成のほとんどを自動化できます。
ただし、デメリットでもお伝えした通り、AIで自動生成された資料は完璧ではありません。
自社の付加価値を加えたり、データや文章の正確性を確かめたりする工程も忘れずに実施しましょう。
資料作成向けAIツールおすすめ10選
プレゼン資料作成におすすめなAIツール10個を紹介します。
無料体験ができるツールも豊富にありますので、料金・機能などを比較しながら気になったツールを試してみてください。
- Canva
- Gamma
- Microsoft 365 Copilot
- Tome
- SlidesAI
- イルシル
- GPT for Slides
- SlidesGPT
- Beautiful.AI
- Slidesgo
※ツールの価格は2025年1月時点のものになります。
1.Canva
料金プラン |
・Canva無料:0円 ・Canvaプロ:11,800円/年 ・Canvaチームス:15,000円/年 ・Canvaエンタープライス:要問い合わせ |
無料体験 |
30日間 |
主な機能 |
・テキストを追加するだけでレイアウトを提案 ・キーワードを追加するだけで文章を自動生成 ・スライドに挿入する音楽の自動生成 ・ブラシ機能によるさまざまな画像加工 ・1億点以上の写真・動画・素材 ・3,000種類以上のフォント |
公式サイト |
Canvaは、テンプレートや画像を豊富に揃えているのが特徴です。
無料プランでも多数の素材を使用できるため、デザインスキルに自信がない人でも手軽に質の高い資料作成ができます。
資料にぴったりな音楽生成も可能であり、AIを活用したプレゼン資料作成ツールの代表的存在といえます。
2.Gamma
料金プラン |
・Free:0円 ・Plus:1,200〜1,500円/月 ・Pro:2,250〜3,000円/月 |
無料体験 |
登録時に400クレジット付与 |
主な機能 |
・多彩なテンプレート ・魅力的なチャート・ダイアグラム・表の生成 ・あらゆるソースからテキストを数秒でペースト ・無制限のPDFとPPTファイルを即座にエクスポート ・機密ファイルをパスワードで保護 ・リアルタイムでの共同編集 |
公式サイト |
Gammaは、直感的な操作で資料作成ができるAIツールです。
レイアウトや表データなどのテンプレートが豊富に揃っているため、時間を費やすことなく迅速に資料作成ができます。
無料で利用できるFreeプランでは、登録時に400クレジットが付与されます。10回程度は無料で資料作成ができるため、気軽に試せるのも魅力です。
3.Microsoft 365 Copilot
料金プラン |
・一般法人向け:4,497円/月※ ・大企業向け:4,497円/月※ ・個人向け:3,200円/月
※年間サブスクリプション ※税別表記 |
無料体験 |
・Microsoft ・Microsoft Copilot Pro:1ヶ月 |
主な機能 |
・Microsoft製品とAIの連携 ・テンプレートを使用したプレゼンテーション作成 |
公式サイト |
Microsoft 365 Copilotは、Microsoftが提供するパワーポイント×AIを使用したプレゼン資料作成の支援ツールです。
WordやExcelなどのMicrosoft製品との連携に優れているため、同社のツールを使用している場合におすすめです。テンプレートを使用した自動生成機能もあります。
4.Tome
料金プラン |
基本:0ドル プロ:16〜20ドル/月 企業:要問い合わせ |
無料体験 |
機能制限 |
主な機能 |
・レイアウト自動化 ・エンゲージメント分析 ・インタラクティブな埋め込み ・AIテキスト生成 ・AI画像生成 ・カスタムブランディング ・チャートと描画 ・資料を取り込んでパーソナライズ |
公式サイト |
Tomeは、短い日本語テキストを入力するだけで、文章と画像を自動生成してくれるのが特徴です。
絵本の自動生成にも優れており、プレゼン資料作成においてもストーリー性の高いスライドを手軽に作成できます。
編集機能も充実しているため、大まかな指示から調整していけば、初心者でも理想の資料を作成できるでしょう。
5.SlidesAI
料金プラン |
■個人 基本:0円 プロ:1,575円/月 プレミアム:3,149円/月
■チーム 基本:0円 プロ:1,260円/月/人 プレミアム:2,362円/月/人 |
無料体験 |
2ヶ月 |
主な機能 |
・テキストの貼り付け・トピック提供でプレゼンテーションの自動作成 ・AI画像生成 ・引用検索 ・アイコン検索・カスタマイズ ・文章の言い換え ・100の言語サポート |
公式サイト |
SlidesAIは、Googleスライドを利用した資料作成を自動化できるツールです。
テキストの貼り付けや、トピックの提供だけで手軽に資料作成ができます。活用したデータの引用検索もできるため、情報の信頼性を確認する手間も省けるでしょう。
また、日本語を含む100語の翻訳に対応しており、国際的なプレゼンテーション資料の作成も容易に可能です。
6.イルシル
料金プラン(税込) |
フリー:0円 パーソナル:1,848円/月/人 ビジネス:3,278円/月/人 |
無料体験 |
2週間 |
主な機能 |
・AIが入力した文章からスライド作成 ・日本語に特化した1,000種類以上のテンプレート ・デザインパーツ機能 ・カラー変更機能 ・ロゴ一括挿入機能 ・社内メンバーの招待 ・いつも使っているテンプレートの反映 ・PDF・PPTXへの出力 |
公式サイト |
イルシルは、日本人向けに特化されたAIスライド自動生成ツールです。
日本人のニーズに沿った直感的な操作性を実現しているため、パソコン操作が苦手な方から資料作成の上級者まで幅広いユーザーが業務効率化できます。
テンプレートも1,000種類以上を揃えており、国内企業に向けた資料作成をスピーディーにおこなえるでしょう。
7.GPT for Slides
料金プラン |
無料 |
無料体験 |
– |
主な機能 |
・ChatGPTの機能をGoogleスライドに直接導入 ・写真・説明・レイアウトなどのスライドコンテンツ生成 ・チャットによる編集機能 |
公式サイト |
GPT for Slidesは、ChatGPTとGoogleスライドを利用したAIツールです。
日本語テキストを入力するだけの画像生成・レイアウト調整にも対応しているため、誰でも手軽にプレゼン資料を作成できます。
Googleのアドオンで無料インストール可能で、有料プランはありません。
8.SlidesGPT
料金プラン |
・無料プラン:0ドル ・ダウンロードごとに課金:2.99ドル ・スライドGPTプロ:9.99ドル/月 ・エンタープライズ(ベータ版):500ドル/月・0.5ドル/プレゼンテーション |
無料体験 |
・無制限のプレゼンテーション作成・共有 ・ダウンロードは不可 |
主な機能 |
・デザインテンプレート ・パワーポイント・Googleスライド・PDFにエクスポート可能 |
公式サイト |
SlidesGPTは、パワーポイント・Googleスライド・PDFなど幅広い形式に対応しているAIツールです。多様な状況で資料提出・発表をする機会が多いのなら、使いやすいツールになるでしょう。
ダウンロードには1回2.99ドルが必要になりますが、資料作成だけであれば何回でも無料で利用できます。
9.Beautiful.AI
料金プラン |
・プロ(個人):12ドル/月 ・チーム(2〜20人):40ドル/月/人 ・企業(20人以上):要問い合わせ ・単一プレゼンテーション作成:45ドル |
無料体験 |
14日間 |
主な機能 |
・テンプレート機能 ・何百もの画像やアイコンの利用 ・チャート・図・グラフの作成 ・アニメーション機能 ・シンプルで直感的な操作 ・メール招待やリンクによる共有 |
公式サイト |
Beautiful.AIは、ビジネス向けのプレゼンテーションに特化したAI資料作成ツールです。
実用性に長けたテンプレートが豊富に揃っているため、印象に残るプレゼンテーション資料を効率よく作成できます。
また、PDFやパワーポイント形式に出力するだけでなく、クラウド上での共有に対応しているのもビジネスでは使いやすいポイントです。
10.Slidesgo
料金プラン |
・月次プラン:799円/月 ・年間プラン:2,999円/年 |
無料体験 |
機能制限 |
主な機能 |
・テンプレート機能 ・トピック提供による自動生成 ・AIクイズメーカー(ベータ版) |
公式サイト |
Slidesgoは、Googleスライド・パワーポイント・Canvaのテンプレートを豊富に提供しているサイトです。
AIを活用したプレゼンテーション資料作成機能も提供されており、ビジネスだけでなく、教育用や学生用の資料も手軽に作れます。
テンプレートサイトだからこそ、おしゃれで斬新なデザインに仕上げることが可能です。
資料作成にAIを活用する際のポイント・注意点
資料作成にAIを適切に活用するには、以下5つのポイント・注意点を押さえておく必要があります。
- 目的に合った最適なツールを選ぶ
- 適切なプロンプトのひな型を用意する
- 定期的に勉強する機会を設ける
- 必ず人によるチェックを入れる
- セキュリティ対策を徹底する
順番に見ていきましょう。
1.目的に合った最適なツールを選ぶ
最近では、さまざまなAIツールで資料作成ができます。
ただし、優秀なツールであっても、自分たちの目的に適していないとうまく使いこなせません。以下の項目をチェックし、最適なツールを選びましょう。
- 提供されている機能
- 普段使用しているツールとの互換性
- 操作のわかりやすさ
公式サイトの情報だけでわからない場合は、口コミやレビューを確認するのもおすすめです。無料体験も積極的に活用していきましょう。
2.適切なプロンプトのひな型を用意する
AIツールはプロンプト(命令文)に従って、データ収集や文章作成が実行されます。AIを使いこなすには、人間側がわかりやすいプロンプトを入力することが重要です。
例えば、以下のようなプロンプトのひな型を用意しておくと、より業務効率化が進みます。
- AIのキャラクター(〇〇業界に精通しているなど)
- 資料の大まかなタイトル
- プレゼンするターゲット(〇〇社の△△部門責任者など)
- 訴求したいポイント・必ず盛り込みたい内容
- スライドの上限枚数
AI資料のクオリティは、プロンプトの質で決まるといっても過言ではありません。ツールを使用しながら、プロンプトのひな型も具体化させていきましょう。
3.定期的に勉強する機会を設ける
AIツールは業務効率化に役立ちますが、使用方法がわからないと逆効果になる社員も多いでしょう。
特にAIツールは日進月歩で進化しており、アップデートによる機能の追加・操作画面の変更が頻繁におこなわれています。
そのため、AIツールを導入した後も定期的に研修や勉強会を設けるようにしましょう。
4.必ず人によるチェックを入れる
再三になりますが、AIは完璧なツールではありません。
日々精度は高まっているとはいえ、以下のような資料が生成される場合もあります。
- 誤って学習した内容が反映されている
- 古い情報が更新されないままでいる
- 著作権や肖像権に触れる画像が生成される
見栄えのいい資料作成ができても、不適切な内容が含まれていると、会社の印象を大きく落としてしまうおそれがあります。
特にプレゼンのような社外向け資料作成にAIを活用する際は、人の目によるチェックも忘れないようにしましょう。
5.セキュリティ対策を徹底する
デメリットでもお伝えした通り、AIツールに入力した情報は漏洩するリスクがあります。
情報漏洩リスクを完全に避けることは難しいものですが、最低限としてツールのセキュリティ対策が十分であるかどうかの確認はしましょう。
また、利用者としても「個人情報・機密情報は入力しない」といった配慮が大切です。
まとめ:AIを活用してプレゼンやスライドの資料作成を効率化しよう
AIを活用することで、これまでプレゼンやスライドの資料作成にかかっていた時間や手間を大幅に削減可能です。データ収集や整理、構成や文章作成などを自動化すれば、人間はより質を高めるためのブラッシュアップに時間を割けます。
また、資料作成が効率化されれば、コア業務への注力・ワークライフバランスの向上が期待できます。社員一人ひとりのパフォーマンスが上がることで、少人数でも業績アップを狙えるでしょう。
自社の独自アイデアを追加したり、情報の正確性を確かめたりするのに人間の手は必要になりますが、資料の骨格はAIで自動化が可能です。ぜひこの機会にAIツールを試して、業務の効率化を進めてみてください。