生成AIサービスおすすめ30選!特徴や料金を種類別にまとめて紹介

「生成AIサービスにはどのような種類がある?」
「自分たちに活用できそうなAIサービスはあるかな?」
近年、生成AIは目覚ましい進化を遂げており、文章や画像などのさまざまなコンテンツを高精度で生成できるようになりました。
その進化にともない、現在では生成AIを活用した多種多様なサービスも登場しています。
そこで本記事では、業務効率化に役立つ生成AIサービスを30個厳選しました。コンテンツの種類別に分けて紹介しますので、自社の業務に活用できそうなサービスを見つけてみてください。
生成AIサービスのおすすめ一覧|種類別
現在、生成AIサービスはさまざまな種類が登場しています。
コンテンツの種類別にまとめた生成AIサービスのおすすめは、以下の通りです。
種類 |
サービス名 |
文章生成 |
・ChatGPT ・Claude ・Gemini ・Copilot ・Notion AI |
画像生成 |
・DALL-E 3 ・Stable Diffusion ・Midjourney ・Canva ・Adobe Firefly |
音声生成 |
・VALL-E ・Text-to-Speech AI ・VOICEVOX ・Coe Font ・コエステーション |
楽曲生成 |
・Suno AI ・MusicFX ・Soundraw ・Udio ・Soundful |
動画生成 |
・Sora ・Runway Gen-2 ・HeyGen ・Pika ・Lumen5 |
コード生成 |
・Amazon CodeWhisperer ・GitHub Copilot ・Colaboratory ・Codeium ・Tabnine |
以降では、各種類ごとにおすすめな生成AIサービスを詳しく紹介していきます。自社で活用できそうなタイプから参考にしてみてください。
文章生成AIサービスおすすめ5選
まずは、文章生成AIサービスを5つ紹介します。
- ChatGPT
- Claude
- Gemini
- Copilot
- Notion AI
1.ChatGPT
提供会社 |
OpenAI |
料金プラン |
・無料 ・Plus:20ドル/月 ・Pro:200ドル/月 ・Team:30ドル/月 ・Enterprise:要問い合わせ |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・文章生成 ・要約・翻訳・校正 ・コード生成 ・質問回答 ・音声会話 ・ウェブ検索 ・データ分析 ・グラフ作成 ・画像生成 |
公式サイト |
ChatGPT(チャットジーピーティー)は、OpenAI(オープンエーアイ)が開発した対話型のAIツールです。
テキストや画像で指示を与えると、その内容に応じた回答を自動生成してくれます。自然言語処理に優れており、まるで人間と会話しているかのようなやりとりが可能です。
日本語の理解度も高いため、テキストコンテンツの生成や資料の要約など、幅広く活用できるでしょう。
2.Claude
提供会社 |
Anthropic |
料金プラン |
・無料 ・プロ:20ドル/月 ・チーム:30ドル/月 ・企業:要問い合わせ |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・文章生成 ・コード生成 ・翻訳 ・グラフやチャートの分析 ・画像の説明 |
公式サイト |
Claude(クロード)は、Anthropic(アンソロピック)が開発する対話型のAIツールです。
Anthropicは、OpenAIに勤めていた複数人で立ち上げられたスタートアップ企業です。ゆえに、世界で圧倒的人気を誇る「ChatGPTの対抗」として注目を集めています。
実際、Claudeは、ChatGPTよりも処理できる文字数が1.5倍ほど多くなっています。他にも多数の項目で高い数値を叩き出しており、文章生成においてもっとも優れたツールといっても過言ではありません。
ただし、Claudeは画像生成やインターネット接続に対応していません(2025年2月時点)。よって、ChatGPTとは目的に応じて使い分けるとよいでしょう。
3.Gemini
提供会社 |
|
料金プラン[a] |
・無料 ・Gemini Advanced:2,900円/月 |
無料トライアル |
1か月間(Gemini Advanced) |
主な機能 |
・文章生成 ・要約・翻訳・校正 ・情報の検索 ・音声入力 ・画像生成 ・コード生成 ・Googleサービスとの連携 |
公式サイト |
Gemini(ジェミニ)は、Google(グーグル)が開発したマルチモーダル型のAIツールです。
マルチモーダルとは、文章や画像、動画、音声などの複数データをまとめて扱える生成AIモデルを指します。そのため、文章や画像などを組み合わせた質問にも柔軟に対応可能です。
また、検索エンジンを提供するGoogleらしく、ユーザーの質問に対してインターネットから情報収集をしてくれるのが魅力です。
ChatGPTは、学習期間に基づいた回答しかできませんが、Geminiであれば最新情報の取得がしやすくなります。よって情報検索の効率化が期待できるでしょう。
ドキュメントやスプレッドシートなど、Googleの各種サービスとスムーズに連携できるのも使いやすいポイントです。
4.Copilot
提供会社 |
Microsoft |
料金プラン[b] |
・無料 ・Microsoft Copilot Pro:3,200円/月 ・Microsoft 365 Copilot:4,497円/月 ・Microsoft 365 Personal:2,130円/月 ・Microsoft 365 Family:2,740円/月 |
無料トライアル |
1か月間(Microsoft Copilot Pro) |
主な機能 |
・文章作成 ・資料要約 ・データ分析 ・プレゼン資料作成 ・議事録作成 ・Microsoftサービスとの連携 |
公式サイト |
Copilot(コパイロット)は、Microsoft(マイクロソフト)が開発したAIアシスタントサービスです。
OpenAIの「GPT-4」をベースとした大規模言語モデルが組み込まれており、人間に近い自然な言語処理を得意としています。
ChatGPTとの大きな違いは、Microsoftの各種サービスと連携できる点です。Word(ワード)やExcel(エクセル)などと組み合わせることで、仕事を効率化できるでしょう。
また、サポート体制が整っているのもChatGPTと異なる点です。技術的な問題が発生しても適切な対応を受けられるため、安心して利用できます。
5.Notion AI
提供会社 |
Notion Labs |
料金プラン |
■基本プラン ・フリー:無料 ・プラス:2,000円/月 ・ビジネス:3,000円/月 ・エンタープライズ:要問い合わせ
■Notion AIの追加 ・基本プランに1,650円/月/メンバー |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・文章作成 ・要約 ・タスク管理 ・GPT-4とClaudeを活用した質疑応答 |
公式サイト |
Notion
AI(ノーションエーアイ)は、オフィスワークに関する機能を一元管理できるサービス「Notion(ノーション)」に組み込まれたAIアシスタントツールです。
Notionは、スケジュール管理やタスク管理など、さまざまな機能を搭載しています。文章作成や要約にも対応しているため、AI機能を使えば大幅に業務効率化が進むでしょう。
画像生成AIサービスおすすめ5選
続いて、画像生成AIサービスを5つ見ていきましょう。
- DALL-E 3
- Stable Diffusion
- Midjourney
- Canva
- Adobe Firefly
1.DALL-E 3
提供会社 |
OpenAI |
料金プラン[c] |
・ChatGPT Plus:20ドル/月 ・Microsoft Copilot:無料 ・Bing Image Creator:無料 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
テキストから画像生成 |
公式サイト |
DALL-E 3(ダリ・スリー)は、OpenAIが開発した画像生成に特化したAIツールです。
ユーザーが入力したテキストに基づいて、AIが自動で画像を生成します。日本語の理解力も高いため、出力された画像の調整もしやすいでしょう。
なお、現在はChatGPTと統合されました。有料プランに加入が必要になりますが、ChatGPTのチャットから気軽に画像生成ができます。
Microsoftアカウントがあれば、「Copilot」や「Bing
Image
Creator」から無料で利用も可能です。
2.Stable Diffusion
提供会社 |
Stability AI |
料金プラン[d] |
・ローカル環境:無料 ・Webアプリ:サービスにより変動 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
テキストから画像生成 |
公式サイト |
Stable
Diffusion(ステイブルディフュージョン)は、テキスト入力から手軽に画像を生成できるオープンソースのAIモデルです。
Webアプリ経由では各種で費用が発生しますが、自身が作成した環境にインストールする場合なら無料で利用できます。期間や枚数の制限もありません。
3.Midjourney
提供会社 |
Midjourney |
料金プラン[e] |
・基本プラン:10ドル/月 ・スタンダードプラン:30ドル/月 ・プロプラン:60ドル/月 ・メガプラン:120ドル/月 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストから画像生成 ・画像の変形やアップスケール ・Discordの使用 |
公式サイト |
Midjourney(ミッドジャーニー)は、テキストから画像を生成できるAIツールです。
Discord(ディスコード)上で動作し、ユーザーが入力したテキストに基づいて画像を生成してくれます。
また、既存画像をアップロードし、さまざまな加工を指示することも可能です。例えば、イラスト風や水彩画風、油絵風などに変換できます。
2025年2月時点では無料トライアルが廃止されていますが、芸術的なタッチの画像生成をしたい方は利用してみてください。
4.Canva
提供会社 |
Canva Pty, Ltd |
料金プラン |
■個人およびチーム ・無料 ・プロ:1,180円/月/人 ・チームス:1,500円/月/人(3人から利用可能) ・エンタープライズ:要問い合わせ
■教育版 ・教師:無料 ・学校および組織:無料 ・Canvaキャンパス:要問い合わせ |
無料トライアル |
30日間 |
主な機能 |
・画像生成 ・グラフィック生成 ・動画生成 ・ビジュアル編集 ・背景除去 ・アニメーション ・自動翻訳 ・文章の要約 |
公式サイト |
Canva(キャンバ)は、オンライン上で画像や動画を作成・編集できるグラフィックデザインツールです。
豊富なテンプレートや素材が用意されており、初心者でも本格的なアイキャッチや資料などを作成できます。
AI機能を活用すれば、テキストから画像や音楽の生成も可能です。テンプレートと組み合わせることで、さらにデザインの品質を高められるでしょう。
5.Adobe Firefly
提供会社 |
アドビ株式会社 |
料金プラン |
・Firefly Free:無料 ・Firefly Standard:1,580円 ・Firefly Pro:4,780円 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストから画像生成 ・シーンから画像生成 ・テキストと画像からビデオ生成 ・音声と動画の翻訳 ・安全な商用利用 |
公式サイト |
Adobe Firefly(アドビ・ファイアフライ)は、アドビ社が開発したコンテンツ生成AIツールです。
クリエイティブ分野のプロも利用していることが多く、機能性と使いやすさには定評があります。
「テキストから画像を生成」「テキストにエフェクトを追加」「既存画像の色味を変更」など、さまざまな機能を備えており、クリエイティブ体験が大幅に向上するでしょう。
また、AIの学習データには、著作権フリーの素材や期限が切れたオープンライセンスなど、著作権侵害の心配がないものしか含まれていません。よって、安心して商用利用できます。
音声生成AIサービスおすすめ5選
音声生成AIサービスのおすすめは、以下の5つです。
- VALL-E
- Text-to-Speech AI
- VOICEVOX
- CoeFont
- コエステーション
1.VALL-E
提供会社 |
Microsoft |
料金プラン |
無料 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストデータの読み上げ ・音声の合成 |
公式サイト |
VALL-E(ヴァルイー)は、Microsoftが開発した音声合成AIモデルです。
たった3秒間の音声サンプルから、人間の声を忠実に再現できます。長文の読み上げも可能なため、解説動画やお問い合わせ対応などに活用できるでしょう。
多言語にも対応しており、日本語の場合は「VALL-E
X」を活用することで忠実な音声を再現できます。
2.Text-to-Speech AI
提供会社 |
|
料金プラン |
・標準音声:毎月400万文字まで無料 ・WaveNet |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・自然な人間の声を生成 ・プロフェッショナルなナレーション生成 ・音声の多言語化 ・声の高さをチューニング ・発話速度のチューニング |
公式サイト |
Text-to-Speech AI(テキストトゥスピーチエーアイ)は、Googleが開発した音声生成AIツールです。
入力したテキストを、人間の自然なイントネーションで音声化できます。声の高さや発話速度などを細かく調整できる機能もあるため、他社と差別化したい場合におすすめです。
3.VOICEVOX
提供会社 |
– |
料金プラン |
無料 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキスト読み上げ ・歌声合成 |
公式サイト |
VOICEVOX(ボイスボックス)は、テキスト入力から音声合成ができるAIツールです。
日本語に特化しており、声優をベースにした個性的な音声に変換できます。
アニメキャラクターのような声を生成したい、感情豊かな音声を作成したい場合に適したサービスといえるでしょう。商用利用でも無料で生成できるのも魅力です。
4.CoeFont
提供会社 |
株式会社CoeFont |
料金プラン |
・Free:無料 ・Standard:3,300円/月 ・Plus:55,000円/月 |
無料トライアル |
7日間(Standard) |
主な機能 |
・テキストから音声作成 ・ボイスチェンジャー ・リアルタイム音声翻訳 |
公式サイト |
CoeFont(コエフォント)は、テキストや音声データを理想の声や言語に変えられる音声生成AIツールです。
入力したテキストを人気声優が読み上げてくれたり、50文字録音するだけで自分の声のAI音声を作成できたりします。
多言語翻訳にも対応しているため、海外企業とのやりとりや、外国語が混ざった議事録作成にも活用できるでしょう。
5.コエステーション
提供会社 |
株式会社エーアイ |
料金プラン[f] |
■個人向け ・無料
■法人向け(プラン) ・エディター:55,000円/月 ・Web API:77,000円/月
■法人向け(オプション) ・日本語1コエ追加:33,000円/月 ・日本語全コエ追加:110,000円/月 ・外国語1コエ追加:55,000円/月 ・外国語パック追加:66,000円/月 ・有名人コエ:要問い合わせ ・一般ユーザーのコエ:要問い合わせ ・1ユーザーライセンス追加:55,000円/月 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
身近な人から有名人まで多種多様な音声合成 |
公式サイト |
コエステーションは、テキストをさまざまな声に変換できる音声生成AIツールです。
大きな特徴は、一般ユーザーから有名人まで多種多様な声を活用できることでしょう。
例えば、「動画や番組で利用する視聴者の声」「子供に絵本を読み聞かせる声」などは、一般ユーザーから声を募集することで、人工的な声よりも自然になります。
希望する有名人の声も生成できるため、気になる方は問い合わせてみるとよいでしょう。
楽曲生成AIサービスおすすめ5選
楽曲生成AIサービスのおすすめは、以下の5つです。
- Suno AI
- MusicFX
- Soundraw
- Udio
- Soundful
1.Suno AI
提供会社 |
株式会社スノ |
料金プラン[g] |
・基本プラン:無料 ・プロプラン:10ドル/月 ・プレミアプラン:30ドル/月 ・学生プロプラン:5ドル/月 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・音楽生成 ・既存楽曲の音質向上 |
公式サイト |
Suno AI(スノエーアイ)は、テキストを入力するだけで音楽を生成できるAIサービスです。
BarkとChirpといった2つのAIモデルを活用することで、ボーカルとバックグラウンドミュージックを自動で制作できます。
歌詞もテキストからイメージを伝えるだけで自動生成可能です。よって知識がない場合でも、本格的な楽曲を制作できるでしょう。
なお、無料プランでも楽曲制作そのものはできますが、商用利用する場合は有料プランへの加入が必要です。
2.MusicFX
提供会社 |
|
料金プラン |
無料 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
テキストから音楽生成 |
公式サイト |
MusicFX(ミュージックエフエックス)は、Googleが開発した音楽生成AIツールです。
音楽のムード、ジャンル、楽器などをテキストで伝えると、AIが自動的に音楽を生成します。日本語入力にも対応しているため、知識がなくてもオリジナル楽曲を制作可能です。
また、Googleアカウントがあれば、誰でも無料で利用できます。
ただし、商用利用の可否について記載がありません。酷似コンテンツ生成による著作権侵害のリスクがあるため、個人的な利用に留めておきましょう。
3.Soundraw
提供会社 |
SOUNDRAW株式会社 |
料金プラン |
・Creator:1,990円/月 ・Artist Starter:39,99ドル/月 ・Artist Pro:59.99ドル/月 ・Artist Unlimited:99.99ドル/月 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・音楽生成 ・著作権フリーの楽曲ダウンロード |
公式サイト |
Soundraw(サウンドロー)は、ジャンル、ムード、テンポを指定することで音楽を自動生成するAIツールです。
生成された音楽をカスタマイズする機能もあるため、誰でも手軽に理想のオリジナル楽曲を制作できます。
また、有料プランに登録することで商用利用も可能です。YouTube動画のBGMに使用すると、他との差別化ポイントになるでしょう。
4.Udio
提供会社 |
Uncharted Labs, Inc. |
料金プラン[h] |
・無料 ・標準:10ドル/月 ・プロ:30ドル/月 |
無料トライアル |
1日10クレジット |
主な機能 |
テキストから音楽生成 |
公式サイト |
Udio(ユーディオ)は、元GoogleのDeepMindの研究者やエンジニアが開発に携わっている音楽生成AIサービスです。
2024年4月にベータ版がリリースされた新しいサービスで、「Suno AIの有力対抗馬」として多くの注目を集めています。
日本語ボーカルにも対応しているため、J-POP楽曲も制作可能です。
5.Soundful
提供会社 |
– |
料金プラン[i] |
・標準:無料 ・プレミアム:5ドル/月 ・プロ:14.99ドル/月 ・ビジネスティア1:49.99ドル/月 ・ビジネスティア2:120.83ドル/月 ・ビジネスティア3:249.99ドル/月 ・企業:要問い合わせ |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・音楽生成 ・著作権フリーの楽曲ダウンロード |
公式サイト |
Soundful(サウンドフル)は、テキスト入力やテンプレートから音楽を自動生成するAIツールです。
有料プランに登録することで、著作権フリーの楽曲ダウンロードも可能になります。
事業規模別に細かくプランが分かれているため、大量の楽曲制作をしたプロの方にも適している音楽生成AIサービスです。
動画生成AIサービスおすすめ5選
動画生成AIサービスのおすすめは、以下の5つです。
- Sora
- Runway Gen-2
- HeyGen
- Pika
- Lumen5
1.Sora
提供会社 |
OpenAI |
料金プラン |
・ChatGPT Plus:20ドル/月 ・ChatGPT Pro:200ドル/月 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストから動画生成 ・複数動画の結合 |
公式サイト |
Sora(ソラ)は、OpenAIが開発した動画生成AIツールです。
ChatGPTの各プランから利用でき、テキストを入力するだけで高品質な動画を生成してくれます。生成された動画に要素を追加したり、時間軸を伸ばしたりすることも可能です。
2024年12月に提供されたばかりの新しいサービスですが、OpenAIが開発したこともあり、今話題沸騰中の動画生成AIサービスです。
2.Runway Gen-2
提供会社 |
runway |
料金プラン |
・基本:無料 ・標準:12ドル/月 ・プロ:28ドル/月 ・無制限:76ドル/月 ・企業:要問い合わせ |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストから動画生成 ・画像を動画に変換 ・人物のキャラクター化 ・テキスト読み上げ ・リップシンク |
公式サイト |
Runway
Gen-2(ランウェイ・ジェンツー)は、テキストや画像から動画を生成できるAIツールです。
「こんな動画を作りたい」や「この画像が動けば……」といった要望に応えられるため、スキルや経験が浅くても手軽に動画を作成できます。
また、動画のテイストを簡単に統合できるのも魅力です。企業のロゴやブランドカラーに適した動画を作れば、的確にブランドイメージを伝えられます。
3.HeyGen
提供会社 |
HeyGen |
料金プラン |
・無料 ・クリエイター:29ドル/月 ・チーム:89ドル/月 ・企業:要問い合わせ |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・アバター作成 ・175の言語対応 |
公式サイト |
HeyGen(ヘイジェン)は、AI技術でアバター(分身)を作成できるツールです。
日本語音声の生成にも対応しているため、オンラインのプレゼンテーションや動画講座などで広く活用されています。
アバターはテンプレートも用意されていますが、自分自身の画像をアップロードすれば、リアルな分身を生成可能です。表情や仕草も細かく再現できます。
4.Pika
提供会社 |
Pika |
料金プラン[j] |
・BASIC:無料 ・STANDARD:10ドル/月 ・PRO:35ドル/月 ・FANCY:95ドル/月 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストから動画作成 ・画像から動画作成 ・テンプレート |
公式サイト |
Pika(ピカ)は、テキストや画像から簡単に動画を生成できるAIツールです。
画像でイメージを伝えることもできるため、直感的な操作でクオリティの高い動画を作成できます。
商用利用するには「Proプラン」に加入する必要がありますが、無料プランや低価格プランでも動画生成は可能です。
まずは気軽に触ってみて、ダウンロードしたくなった際にアップグレードするとよいでしょう。
5.Lumen5
提供会社 |
Lumen5 |
料金プラン |
・基本:29ドル/月 ・スターター:79ドル/月 ・プロ:199ドル/月 ・企業:要問い合わせ |
無料トライアル |
2分間の動画/最大5本 |
主な機能 |
・テキストから動画生成 ・URLの追加から動画生成 ・動画編集 |
公式サイト |
Lumen5(ルーメンファイブ)は、テキストやURLから動画生成ができるAIツールです。
ブログやインターネット記事のURLを読み込ませるだけで、内容をまとめた動画を自動生成してくれます。
テキストと動画の両方でマーケティングをしている場合は、Lumen5を活用することで効率よくブランドの成長を図れるでしょう。
コード生成AIサービスおすすめ5選
コード生成AIサービスのおすすめは、以下の5つです。
- Amazon CodeWhisperer
- GitHub Copilot
- Colaboratory
- Codeium
- Tabnine
1.Amazon CodeWhisperer
提供会社 |
Amazon |
料金プラン |
要問い合わせ |
無料トライアル |
要問い合わせ |
主な機能 |
テキストからコード生成 |
公式サイト |
Amazon CodeWhisperer(アマゾンコードウィスパラー)は、Amazonが開発したAIコーディング支援ツールです。
ユーザーのコメントや既存コードに基づいて、AIがリアルタイムで最適なコードを提案してくれます。また、コード内の脆弱性を検出し、修正提案をしてくれるのも魅力です。
世界中で人気のクラウドサービス「AWS」との連携に優れているため、開発現場で広く活用できるでしょう。
2.GitHub Copilot
提供会社 |
GitHub,Inc |
料金プラン[k] |
・Copilot Free:無料 ・Copilot Pro:10ドル/月 ・Copilot Business:19ドル/月 ・Copilot Enterprise:39ドル/月 |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストからコード生成 ・コード関連の質疑応答 ・アクセス管理 |
公式サイト |
GitHub
Copilot(ギットハブ・コパイロット)は、オンラインでコードを共有できるサービス「GitHub(ギットハブ)」で利用できるAIコード支援ツールです。
コードの自動補完や関数やクラスの生成、テキストからのコード生成に対応しているため、開発業務の効率化に役立つでしょう。
従来は有料プランしかありませんでしたが、2024年12月より無料プランが登場しました。1か月あたり「2,000回のコード補完」「50件のチャット」と制限はありますが、ぜひ気軽に触れてみてください。
3.Colaboratory
提供会社 |
|
料金プラン[l] |
・無料 ・Colab Pro:1,179円/月 ・Colab Pro+:5,767円/月 ・Colab |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストからコード生成 ・チャットで質疑応答 |
公式サイト |
Colaboratory(コラボラトリー)は、Googleから提供される、ブラウザから直接Python(パイソン)を記述・実行できるサービスです。
AI機能を活用することで、自然言語から簡単にコード生成ができます。コード補完やエラー説明なども可能です。
「機械学習に挑戦したいが、実行する環境構築がうまくいかない……」と悩んでいる方にとっては最適なサービスといえるでしょう。
4.Codeium
提供会社 |
Codeium |
料金プラン |
・無料 ・プロ:15ドル/月 ・プロアルティメット:60ドル/月 ・チーム:35ドル/月 ・チームアルティメット:90ドル/月 ・エンタープライズSaaS:要問い合わせ |
無料トライアル |
– |
主な機能 |
・テキストからコード生成 ・コード検索 ・チャットで質疑応答 |
公式サイト |
Codeium(コーディアム)は、AI技術を活用したコーディング支援ツールです。
コードの自動補完や検索、チャットによる質疑応答などに対応しています。70以上の言語に対応しているため、幅広い開発現場で活用できるでしょう。
個人利用であれば無料から利用できますので、気軽に触れてみてください。
5.Tabnine
提供会社 |
Tebnine |
料金プラン |
・開発:9ドル/月 ・エンタープライズ:39ドル/月 |
無料トライアル |
14日間 |
主な機能 |
・テキストからコード生成 ・選択したコードの目的説明 |
公式サイト |
Tabnine(タブナイン)は、AI技術を活用したコード補完ツールです。
機械学習に基づいて、AIが文脈を理解したコーディングを予測・提案してくれます。エラーの検出と修正も可能です。
また、コードをAIの学習データに使用したり、許可なしに保存したりすることもないため、セキュリティ面でも安心して使用できます。
14日間の無料体験ができますので、ぜひ気軽に試してみてください。
生成AIサービスの失敗しない選び方
生成AIサービスにはさまざまな種類があります。うまく活用すれば、コンテンツ制作に革新をもたらしてくれるでしょう。
しかし、自社にマッチしていない生成AIサービスを選ぶと、逆に業務効率化から遠ざかってしまう場合があります。
また、選択肢が豊富であるがゆえに「どのサービスを使うべきか……」と迷われている方も多いかもしれません。
そこで以降では、生成AIサービスの失敗しない選び方を3つ紹介します。
- 目的と機能が合致しているか
- 使いやすい操作性であるか
- 適切なサポートを受けられるか
1.目的と機能が合致しているか
まずは、生成AIを導入する目的を明確にしましょう。導入目的が明確になっていれば、それに合った機能を備えるサービスを選びやすくなります。
例えば、文章生成を効率化させたいなら、自然言語処理に優れたサービスが有力候補になるでしょう。
画像生成AIサービスを選ぶ際も、イラストの仕事で使うのか、ブログ記事や資料の挿絵に使うのかで最適なサービスは異なります。
ChatGPTのように、何でもそつなくこなすサービスを選ぶのもよいですが、自分の業務に特化した生成AIサービスを選ぶほうが効果的に運用できるでしょう。
生成AIのポテンシャルを最大限に引き出すためには、自分たちの目的に最適なサービスを選ぶことが大切です。
2.使いやすい操作性であるか
生成AIサービスを選ぶ際は、使いやすい操作性であるかも重要なポイントになります。
高機能なサービスでも、複雑な操作が必要であれば、従業員が使いこなせないかもしれません。結果「自分で作業したほうがよい」とサービスを使わなくなる可能性があります。
なお、無料プランやトライアルが用意されている生成AIサービスが多いです。実際に試してみて、組織全体で使いやすさを確認したうえで導入を決めましょう。
3.適切なサポートを受けられるか
サポート体制の充実度も、生成AIサービスを選ぶうえで重要になります。
導入後に使い方の不明点が生まれたり、使用上で何か問題が発生したりした際は、適切なサポートを受けられないと業務に支障をきたす可能性があります。
特に、AI分野は目覚ましい速度で発展を続けているため、サービスの機能や使い勝手も目まぐるしく変わっていくでしょう。
すべての生成AIサービスにサポート体制が整っているわけではありません。よって、事前に確認しておくと安心して運用できます。
生成AIサービスを利用する際の注意点
生成AIサービスは、仕事や生活に大きく役立ちますが、活用するうえでいくつか注意すべき点があります。
事前に把握しておかないと、思わぬ重大トラブルにつながるかもしれません。安全に使用するためにもリスクを理解しておきましょう。
生成AIサービスを利用する際の主な注意点は、以下の3つです。
- 誤情報が生成される場合がある
- 著作権侵害のコンテンツ生成をする場合がある
- 入力した情報が外部に漏れる場合がある
順番に解説します。
1.誤情報が生成される場合がある
生成AIは、必ずしも正しい情報を出力するわけではなく、時には誤情報を提供される場合があります。
これは「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる現象で、生成AIの注意点として広く認識されています。
「なぜ生成AIは誤情報を出力することがあるのか?」というと、Web上のさまざまな情報を学習データとして活用しているからです。
Web上には、個人の主観的な意見や数値の入力ミスなど、事実に基づかない情報源も多数存在します。そういった誤った情報を学習した結果、架空の人物や存在しない統計データを生成してしまうこともあるのです。
生成AIは、学習データに基づいてコンテンツを生成する仕組みになっています。誤情報の生成を防ぐことは難しいため、ユーザーが事実確認を徹底する必要があります。
2.著作権侵害のコンテンツ生成をする場合がある
多くの生成AIツールには、著作物も学習データに含まれています。
現行の法律では「生成AIが著作物を学習すること自体は問題ない」とされており、著作者に許可を取る必要もありません。
そのため、生成AIが出力したコンテンツをそのまま商用利用すると、意図せずに著作権を侵害してしまう可能性があります。
実際、「生成された楽曲が著作権で保護されている既存楽曲と酷似している」として、音楽生成AIサービスのSunoとUdioが全米レコード協会から訴訟を起こされた事例があります。
参考:音楽生成AIのSunoとUdioを全米レコード協会が著作権侵害で提訴|ITmedia
他の生成AIサービスでも同じで、著作権侵害による訴訟事例は枚挙にいとまがありません。
生成AIサービスの著作権侵害は、開発元に対するものが多いのですが、倫理的な問題から使用者のイメージ悪化につながる可能性があります。そのため、生成AIの出力結果をそのまま使用するのではなく、必ず人間の目で最終チェックをすることが重要です。
また、アドビ社の「Adobe Firefly」のように、著作権の心配がないデータのみを学習しているサービスを選ぶのも有効な手段です。
無数のコンテンツが生み出される現代において、著作権侵害のリスクを完全に避けるのは難しいかもしれません。とはいえ、最低限の対策は徹底していきましょう。
3.入力した情報が外部に漏れる場合がある
生成AIサービスを利用する際は、情報漏えいリスクにも要注意です。
生成AIサービスは、入力したプロンプト(指示や質問文)を学習データとして活用する場合があります。そのため、個人情報や機密情報をプロンプトに入力すると、第三者の出力結果に反映され、情報が漏れてしまう可能性があります。
また、生成AIサービスは、不正利用を防ぐために「入力情報を一定期間保存する」という仕組みの採用が一般的です。
つまり、履歴を残さない設定にしていても、その保存期間中にサイバー攻撃や不正アクセスで情報を抜かれる可能性があります。
このように、生成AIサービスを利用するうえで、情報漏えいリスクは避けられません。万が一でも漏れて困る情報は入力しないようにしましょう。
重要な情報を扱うことが多い場合は、データの暗号化やアクセス制限機能など、セキュリティ強化に力を入れているサービスを選ぶことも重要です。
まとめ:最適な生成AIサービスを導入して仕事や生活に役立てよう
AI技術は日々進化を遂げており、新しい生成AIサービスも次々に登場しています。
ビジネスシーンでも、労働力不足の解消やアイデア創出のサポートなど、幅広い分野で活用が進んでいます。
人手不足が深刻化している現代において、「生成AIサービスを適切に活用しているかどうか」は、企業の将来を大きく左右するでしょう。
生成AIサービスは多種多様に存在しますので、ぜひこの機会に最適なサービスを選び、ビジネスの業務効率化に役立ててみてください。