営業に大事なマインドセットとは?営業のプロ2人に聞きました!
営業の成功には、スキルと戦略が必要ですが、最も重要なのはその背後にあるマインドセットです。
どのような心構えで営業に臨むかが、結果に大きな影響を与えます。今回は、トップ営業マンであるお二方にインタビューし、彼らが成功を収めるためにどのようなマインドセットを持っているのかを探りました!。
是非、自身の営業活動に活かしてみてください!
【ゲストプロフィール】
金本 相太 (かなもとそうた)
Sooon株式会社CEO。フリーランス向け営業スクールWSSクラスを運営し、総受講生は1,100名を突破。経営12年目。(X:@sota_web15)
【ゲストプロフィール】
黒山 結音 (くろやまゆいと)
Sooon株式会社COO。Webマーケティング事業及び営業スクールWSSクラス教育事業を拡大。自身も現役のプレーヤーとして数多くの大手企業に営業中。(X:@Yuito_Kuroyama)
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営業が怖い!マインドセットはどうしたらいい?
インタビュアー:私、営業が怖いんですよ…そもそも私すごい内気なので喋れなくて、営業が怖いんです。どんなマインドセットを持ったら2人のようにバリバリ営業できるのかを教えていただきたいんです…
金本相太:その気持ちはわかるけどね。僕自身、学生の頃とか人と話すことすらできなかったですし、人と目を合わして話すなんてまず無理。女性となんて特に話せなかったですよね。カメラの前も無理でした(笑)
金本相太:ただ僕は学生の頃に「話すのが上手い人ってめっちゃ得してるな」って思ったんですよ。友達に別の友達のお母さんやお父さんに気に入られている人がいたんですよね。正直、学生の頃のそういうのってめっちゃ得じゃないですか。それが羨ましかったんですよね。
金本相太:最初克服するのにめっちゃ時間かかりましたね。だから怖いっていう気持ちはめっちゃわかります。昔そんなに喋れないしカメラも見れないってなってたので、元々人と話すのが苦手でした。ただ、苦手だけどもやった方がいいっていう気持ちだったわけなんです。苦手なことでやりたくないことは人ってやらないわけじゃないですか。
金本相太:「苦手だけどやった方が自分に得になるな」ってずっと心から思ってたんですよね。大学生になって飲食店で働いた時に、当初本当は料理が好きなんで、キッチンで本来働きたかったんです。でもあえてホールで働いて人と接するというのをやってみたら、もうほんと大変でしたね。
金本相太:スタッフもみんな女性じゃないですか。お客さんとも話さないといけないし、焼き鳥屋さんで鳥の部位一個一個覚えた上でそれを一個一個説明しないといけない。最悪なところで働いてしまったなと(笑) もう2、3日で辞めたかったんですけど、でもここに逃げたくないなと思って1年働いたわけですよ。
金本相太:でもそこから乗り越えてできるようになった自分がいて、苦手だったものができるようになった瞬間の楽しさというか、これが成長なんだなって思ったんですよね。そこから僕は人付き合いがむちゃくちゃ良くなって「あ、結構人と話すの実は好きだったんだな」「コミュニケーションをとって人と会話のキャッチボールをすることってすごく楽しいんだな」っていう気づきを得たんです。
金本相太:大学1年生の時だったんですけど「一番やりたくなくてやった方が良さそうなものなんだ」って考えた時に僕の中では営業だったんですよ。そこから営業に挑戦したんです。だから、結局何が言いたいかっていうと、人生ってよく営業だって言うじゃないですか。本当にこれは僕、心から思ってて、自分の中でやった方がいいなと思っているかどうかが結構重要で、思っているのであれば苦手かもしれないけどやってみるっていうのはすごく大事ですよね。
金本相太:その分絶対努力も必要だし、大きな壁もあるんですけど、そこを超えた後に本当の新しい人生というか、生き方っていうのも全て変わってくるので、僕はやっぱり目標をしっかり決めた上でやるっていうのはすごくいいかなと思いますね。
インタビュアー:じゃあ営業が苦手と思ってる私は無理にでもその場に飛び込めってことですか…
金本相太:そもそもその営業をやりたいかどうかっていうかやることによって自分にプラスになるかって思えてるかどうかなんですよね。やりたくもないのにやるって辛いだけじゃないですか。
インタビュアー:そうですね…
金本相太:やった方売上とかで自分にとってプラスだなってことあるじゃないですか。そこを追っていきたいと思うのであれば営業っていう「手段」を取る必要性がありますね。「嫌だけどやることによってその先の目標っていうのが達成できる」っていう、あくまでも手段として営業を取り入れるわけなんですね。
金本相太:営業をちゃんと本当に心の底からやりたいのであれば、ちゃんとその場に飛び込んだ方がいいよっていう。やらないといけないような状況っていうか、その手段として営業は必要だなと思ってるかどうかが大事で。営業が楽しいか楽しくないかで言うと、営業っていうのはやっていくうちに楽しくなるんですよ。
インタビュアー:ええ〜本当ですか…??
金本相太:本当本当(笑) 営業ってただ売るだけではなくて。最初は売らないといけないという気持ちになったり、自分ごとしか考えたりできないですよね。「緊張する」だったりとか「営業をちゃんとできるかな」とか「怖いな」とか、基本自分のことしか考えてないですよね。お客さんのこと考えられてない。でも最終営業ってやっていくとお客さんのことをものすごく考えられるようになるはずなんですね。
金本相太:慣れてくるとお客さんから喜んでもらった声であったりとか、そういった自分の提案が「素晴らしいね」と言ってもらったりとか、そういうことによってお客さんに対してGiveをどんどんしていこうっていう気持ちになってくるんですよ。そこからお客さんに対してサービスを提供して、さらにそこから対価は僕らをもらうわけなんです。
金本相太:その流れっていうのをできるようになると営業ってすごく楽しくなるし「もっとお客さんにこういう提案をしよう」「お客さんに喜んでもらうためには」ってなってくるので、そうなれば営業を楽しめるマインドセットになるんですよ。
ただ最初の段階ってそこを味わったこともないし、経験したこともないのにいきなり営業を楽しむなんて「何を言ってんの!?」って感じなんですよ(笑) 無理なんです。だから最初は大変かもしれないし、努力をしないといけない。もうしょうがないです。だって未経験のことですから。
営業は「やりたいかどうか」に頼ってはいけない!?
インタビュアー:ちなみに結音さんはいかがですか?
黒山結音:基本的に僕も一緒だと思います。根本的に言うと僕も最初は怖かったです。得意でもなかったんですよ。震えてはなかったんですけど、小さい頃からやることでできるようになっていくというか。
黒山結音:僕は元々生徒会長とかやるようなタイプだったんで、人前で話すとか小さい頃からしてたんですよね。でも生徒会長になりたかったのって「みんなから注目されて人気者でありたい!」という思いが軸だったので、じゃあ全校集会で先生とか何百人いる生徒の前で話すことが好きだったかというと別に好きじゃなかったんですよ。
黒山結音:でもいざ話す機会をもらうとやらざるを得ないじゃないですか。やっていくことでだんだん慣れてくるというか、嫌いから別にそんな嫌いじゃないなというところから、今度は多分面白いこと言って笑わせようとか、やってくうちに好きになっていくと思うんですよ。
黒山結音:いきなりやってもないのに好きになるって僕は難しいと思ってて、まずはやっていくことで嫌いではないかなっていう方向に持っていくことが重要だと思うんですね。
黒山結音:僕が結構意識してる事って2つあるんですけど、1個目がやりたいかやりたくないかじゃなくて、やるべきかどうかで考えなさいというのがまさにあると思ってて。
黒山結音:つまるところ、やる必要があるなら「黙ってやれ」ってことなんですよね。どれだけやりたくても「これはやるべきではないな」ってことは止めた方がいいと思うんですよ。モチベーションがどうとか、こういう「やりたいやりたくない」は一旦置いておいて、自分の1年後、2年後、3年後を考えたときに、それを「やるべきかどうか」で考えて、Yesならどれだけ怖くてもまずやってみる。続けていくうちにどんどん怖くなくなってくるし、嫌いじゃなくなってくるんで、まずその量をやるっていうマインドセットが1個目の大事なこと。
黒山結音:もう1個すごく僕が大事にしてるのが、準備だと思うんですよ。僕も何の準備もなくいきなり営業しろって言われたら今でも多分怖いと思うんですよ。私も営業未経験で始めたんですけど、めちゃめちゃ怖かったんですよね。何を準備したらいいかっていうのを学べたら、怖くないと思いますね。
黒山結音:例えば、皆さんの学生時代を思い出して欲しいんですけど、学校の球技大会でいきなりサッカーとかやらされてキック空振りしたら、サッカーのこと絶対嫌いになるじゃないですか。でもそこに対して多少練習とかしてたりとか、チームで練習する時間があって、上手いこと本番でパスが回せたりとか、自分がシュート決めれました、点取りました、試合勝ちましたってなったら、少なからず運動したいなって元々思ってなかったとしても「ちょっとサッカー楽しいかもな」とか、「球技大会でみんなで運動するの、まあ嫌いではないから1年に1回ぐらいだったらやったらいいかな」と思えるようになると思うんですよ。
黒山結音:それって準備したからじゃないですか。それをやるのがすごく大事で、いきなり何の準備もしてません、営業を学んだこともありませんっていう状態で明日営業してと言われたら、これは誰でも怖いと思うんですよ。これ怖くない人はサイコパスだと思うんですよね(笑)
黒山結音:だからこれから営業をしていかなきゃいけない、自分でしていくべきだって思ってるんだったら、まずその学びであったりとか、営業のための準備をしてどんどん怖さをなくしていくっていうのがすごい大事かなっていうふうには思いますね。
インタビュアー:なるほど、確かに…
金本相太:結構ね、コンプレックスってあるじゃないですか。営業に対してコンプレックス、人前で話すのがコンプレックスみたいな人たちって、まさしく想定外が出てしまって、そこで大きな失敗というか恥をかいてしまって、結果的にもう二度とそれをやりたくないってなってるマインドの人が結構多いんですよね。
金本相太:だから営業でもそうなんですよ。例えばなんですけど、営業がない人ってどういう服装で行った方がいいかわからないとか、何を持って行った方がいいかわからないとか、そういう流れで営業した方がいいかわからないんで、多分絶対に困ると思う。じゃあその中で準備をせずに行きましたってなったら、もうほぼほぼ、もう100%に近いぐらいで「お前何しに来た」ってなる。
金本相太:営業っていうのはね、多分フリーランスの人経験めっちゃあると思うんですよ。何も学ばず営業行った人。そういうのとかでもう営業嫌だって、もう私には怖いっていう風になっちゃう人が多いのかな。
金本相太:だからと言ってじゃあ準備していきましょう、じゃあ僕らの方で勉強していきましょうってなった人も、それを見て「うわっすごい営業ってここまで厳しいんだ」って思うかもしれないけど、少なからずそれは最低限やらないとね。向こうも社長さんですし、経営者なわけなんで。そこは失礼のないようにやらないといけない。あくまでもそこはスタートラインなので。
金本相太:そこはあなたたちが嫌かどうかがどうでもよくて、それは仕事する上で最低のマナーだから、ここに感情であったりとか良い悪いっていうのは自分で判断せずにやるっていうマインドセットが大事です。
インタビュアー:はい、わかりました。私、結構失敗するのが嫌だな、怖いなとか、怒られるのが嫌だな、怖いなと思ってたんですけど、そもそも事前準備がちゃんとできてないんだよっていう話ですよね(泣)
黒山結音:そうです。準備は大事です。
インタビュアー:わかりました。私ちょっと今からいろいろ準備してきます。ありがとうございました!
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