箕輪さんにも営業時代があった!?

金本相太

第3弾箕輪さんコラボということで、よろしくお願いします！

金本相太

箕輪さんは実は営業を5年間ぐらいされていたということなんですが、これからの時代「営業」がそもそも重要なのかっていうところも含めてお話を聞きたいです。まず過去どういう営業されてたんですか？

箕輪厚介さん

広告営業ってやつで、雑誌の広告取ってくるっていう。23か4で入ったのかな、新卒から5年間やってました。今は幻冬社だけど、その前は双葉社っていう出版社にいました。

金本相太

なるほど、そこで営業をされたんですか？広告営業ってテレアポとかですか？

箕輪厚介さん

めっちゃテレアポもした。レギュラーの案件が毎月入ってくる案件があって、そこに対する対応とか、太い営業先のアシスタントさせてもらったり…でもそれ以外あんまやることないんですよ。

箕輪厚介さん

だから暇だしやることないから新規のクライアントを取るのが自分的には好きで。先輩がやってる1000万の仕事より、自分が初めて新規で取ってきた5万の仕事の方が自分的には楽しいじゃないですか。

金本相太

なるほどなるほど。

箕輪厚介さん

あと、新規のお客さんができないと自由がないんですよね。全部会社が元々知ってるクライアントだと「誰々さんと打ち合わせしてきます」とか「誰々さんと会食です」って言って会社抜けられないないんすよ。それ嫌じゃないですか。だから新規取りまくってましたね。

金本相太

なるほど、その考え面白いですね。僕その発想なかった。僕も営業やってたんですけど、本当に接待好きじゃなかったんですよ。

箕輪厚介さん

ああ、嘘っすよ？(笑) 〇〇と打ち合わせとか、〇〇と会食って言って友達と飲んでるだけ(笑)

金本相太

(笑)

箕輪厚介さん

既存顧客やったら「いや、それ来てないって言ってたぞ」とか「ご飯食べてないって言ってたぞ。この店じゃあ誰と食べたんだ」って言われるんですけど(笑)

金本相太

それ会社の人が知ってても、売上をあげてるんだったら、なんとか逃してくれそうですよね。

箕輪厚介さん

双葉社、めっちゃ自由な緩い良い会社なんで、そんな新規を能動的に取ってくれる人なんていないんすよ。すっごいのんびりしたおじいちゃんおばあちゃんがいっぱいいる広告部っていう。のんびりした双葉社の中でも1番のんびりしてたとこなんで、おばあちゃんが梨とか向いてくれて「みの君、食べる？」みたいな(笑)

ビジネスマンにとって営業力は重要？

金本相太

じゃあ営業を経て今の会社に入って、SNSとかもやりつついろんな方をこう俯瞰して見る立場になったわけじゃないですか。

金本相太

フリーランスの活動されてる方とかも増えてる中で、僕少なからずやっぱり人間力というか、人に伝える力（＝営業力）って大事だなとは思ってるんですけど。箕輪さんの中でやっぱり重要ですか？

箕輪厚介さん

うん、もちろん。てか営業とか人間力で言うと基本それですからね、仕事なんて。本当に一部のクリエイターの天才とかは別として、大体営業ですよ。

箕輪厚介さん

だから僕が編集者で結構頭角を表せたのは営業やってたからだと思います。本当にそこが自分の強い部分で、やっぱり最初から編集に行ってビジネス構造も分からず、名刺交換も分からず「面白い記事書けばいいんでしょ」とかっていう人間になってたら、多分伸び悩んだと思う。

箕輪厚介さん

もう編集者もはっきり言って、読者からどうやってお金もらえるかとか、広義の意味で考えたらもう営業っちゃ営業です。本当に全ての仕事が。

金本相太

僕それ聞けて逆にちょっと安心っていうか。やっぱり箕輪さんっていろんな方見てるじゃないですか。それこそいろんな社長さんも含めて、クリエーターの方も含めて見られてるんで、その中で営業否定されたらどうしようかなって思ったんですけど(笑)

箕輪厚介さん

営業できない人なんて見たことないですよ。すごい人ほど営業ですよ。
とんでもないすごい人がやっぱりLINEとかで「こういうの出たんですけどどうですか」とかドブ板営業しますもん。別に押し売りじゃなくね。だからもう基本営業ですよ。

金本相太

やっぱそうですよね。僕も元々営業できなかった人なんで、人と目合わして話すことすらできなかった人なんです。やっぱり営業学んでから人生ものすごく変わったんで、やっぱりこれを経験してない人多いんだろうなっていう。

箕輪厚介さん

うん、もったいないよね。

金本相太

そうなんですよ。フリーランスでノマドとかパソコン1つで家で仕事できるとか。

箕輪厚介さん

馬鹿でしょ、そんなことやって楽しいのかなっていう(笑) まあ、好きな人もいるけどね。いや、逆にそんな不安な仕事ないと思うよ。

箕輪厚介さん

自分が得意なものなんていつどうなるかわかんないし。でも逆に営業さえできれば絶対生き残っていけるからね。何でも売れるんだもん、マジで。空気だろうが本当に売れる。

金本相太

空気。(笑)

商品や相手に愛を持って営業することの大切さ…

箕輪厚介さん

結局「営業力があると思いながら本当にいいもの作ろう」って頑張るのが一番いいんじゃないかって思う。

金本相太

名言ですね。

箕輪厚介さん

基本的に相手が何を望んでるかっていうのを考えるだけですからね。

金本相太

そうですよね。僕もよく言うんです。商品とか商材に対して愛を持って営業するってすごく大事だなと思いますね。

箕輪厚介さん

そう、全部知ってね。でも究極自社の商品とか自分の作ってるものが理解すればするほど「これってそんなに良くねえな」って気づいたりするじゃない(笑)

金本相太

そうですね。逆もね(笑)

箕輪厚介さん

だから本当、究極の営業は例えばビッグカメラでテレビ言ってるとしたら「テレビ買いたいんですけど」って言って色々案内して「ぶっちゃけ隣のヤマダ電気の〇〇の方が絶対いいんで、そっち買ってください」

金本相太

それ言われたらめっちゃなんか「あ、こいつやるな。すげえな」て思いますね。

箕輪厚介さん

でも究極それです。すごく相手のことを考えた時に一番いい提案をすればそれはお客さんになるわけだから、そこを目指さないとダメで。やっぱり俺が初期にやってた「効果がないことを知って半年契約するとか」は初期段階よね。でも最初はしょうがないんだけどね、そんな余裕もないし。「とにかくこいつにどうやって金出させよう」って考えるよね。「振り込み確認したらもう終わりだ」みたいな。

箕輪厚介さん

そこでちょっと「何やってんだろう」って思ったり「お客さんが喜んでないの切ないな」とか思ったりして、多分成長してって。究極、本当に相手がいいと思うことを言う。

金本相太

なるほどなるほど。

箕輪厚介さん

だから「本出さしてください」って言われて、それがすごい売れそうでも「多分このジャンルだったら俺と幻冬社で出すよりダイヤモンド社で出した方が、丸の内とかの人には売れるから、このテーマだったら絶対ダイヤモンド社の方がいいっすよ」みたいな。

箕輪厚介さん

「ダイヤモンド社の編集者紹介しましょうか？」みたいなこと言うもん。そうするとその人も「えって、こんな売れそうな話なのに」ってなるじゃん。そしたら多分次なんかまたいい話があった時「これは箕輪さん」ってなると思うし。根本はそこが営業だと思いますけどね。(次回に続く…)

営業力の重要性を感じたコメントが多数…

いかがでしたでしょうか？箕輪さん曰く、全ビジネスマンにとって営業力を身につけるのは必須。営業を通じて人間力やビジネスの構造を理解することで、どのような職業でも大きな成果を上げられるとのことでした。

 
視聴者の方からは「とても、勉強になりました。いつなんどきも相手のことを思って、営業活動をするのが大切だと感じました」や「すごくためになりました！新卒で営業をするのでこのマインドを持ち続けたいと思います！」というコメントも。
 

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