会社紹介・事業内容について

──まずは、自己紹介と事業内容を教えてください。

川村産業は創業48期を迎え、1976年（昭和51年）創業の会社です。私が2代目となります。

創業当初はエクステリア商材（LIXIL・YKK等）、アルミフェンス、ブロック工事が中心。長年ハウスメーカーの下請けを行っていました。

ですが、約5年前からBtoC（一般のお客様）向けの事業に舵を切りましたね。現在は売上の約40％がエンドユーザー比率となっています。その他は物販が約15％、残りは企業案件です。

強み・選ばれる理由

──御社の強みを教えてください。

自社職人を4名雇用しています。「打ち合わせ → 設計 → 施工 → アフター」まで一貫対応できる点が強みです。外注丸投げではないため安心していただけますよ。

また、施工時には現地で「ここに塀が立ちます」「柱はこの位置です」と実際の立ち位置を確認しながら進めています。契約後でも「30cm動かしてほしい」「フェンスを20cm高くしたい」といった変更に柔軟に対応可能です。

──現地で微調整できるのはお客様にとって安心ですね。

パース（3D図）では色や雰囲気は伝わります。しかし、実際の使い勝手は現場でしか分からないことも多いです。細かい打ち合わせができるのは当社の大きな強みですね。

MEO導入の経緯と効果

導入前の集客状況

──導入前の集客経路はどのような状況でしたか？

国道沿いという立地の強みで、通りがかりによる認知がほとんど。チラシや積極的な宣伝は一切していませんでした。

導入を決めた理由

──MEOを導入しようと思ったきっかけは何でしたか？

BtoCを始めてから検索しても「川村産業」が上位に表示されず課題に感じていました。ホームページもリニューアルしたのに上がらず困っていたところ、鈴木さんからの電話があったんです。

普段は営業電話を断っています。しかし、話を聞いていると「Googleマップにピンを立てる」といった話が、ちょうど社内で議題になっていたタイミングと重なったんです。そこで、「やってみよう」と決断しました。

当時、「お金をかけてでも対策をする時期だ」と考えていたことも後押しとなりましたね。鈴木さんが誠実で熱意があったことも大きな理由です。

提案・対応への評価

──弊社の提案や対応について率直にどう感じていますか？

対応うんぬんよりも、売上として結果が出ています。エンドユーザーが明確に増えているので感謝しています。

──逆に改善してほしい点はありますか？

私自身が元営業マンなので、できれば時々顔を出してほしいです。対面のタイミングが合うと加速することもあるので、訪問頻度があると嬉しいですね。

口コミ収集の課題と「クチコレ」への期待

これまでの口コミ収集での課題

──口コミ取得に関する課題はありましたか？

これまでは請求書に「口コミお願いします」のチラシを同封していましたが、投稿はゼロでした。

対面時であればお願いしやすいのですが、タイミングが難しいのが課題だったんです。

──口コミを書いていただく工夫はされていますか？

以前は新築のお客様には、表札やポスト（定価5万円以下）を無償提供していました。現在は「Googleの口コミ投稿」を条件にプレゼントする仕組みに変更しています。

「クチコレ」への期待

──「クチコレ」を使ってみて、どう感じていますか？

まだ運用前ですが、「選択式でAIが文章化してくれる」という点は良いと思います。口コミを書いたことがない方がほとんどなので、手間なく投稿できる仕組みは期待できますね。

今後の方向性・ビジョン

──今後の目標やビジョンを教えてください。

地域での認知は広がってきたと感じています。今後3年ほどで、メーカー施工で受賞できるような大規模案件を獲得したいです。

また、「紹介で選ばれる会社」を作り上げたいと思っています。

「金額ではなく川村産業なら頼みたい」と思っていただけるブランド力を磨きたいです。

社内教育にも力を入れ、紹介してくださった方を裏切らない品質と対応力を整えていくつもりです。

川村産業株式会社の皆様、お忙しいところありがとうございました！