Googleマップに店舗を登録する方法!メリットデメリットもご紹介
Googleマップの店舗情報検索は、多くのユーザーが利用しています。Googleマップに表示される店舗情報は、ユーザーがお店を探す際に重要な役割を果たしており、きちんと対策をすれば集客や売上増加に大きく貢献します。
今回はGoogleマップに店舗登録する方法をご紹介します。登録のメリット、デメリットや登録時の注意点も詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。
この記事を書いた人
累計500以上のWebマーケティング支援を行ってきたSooon株式会社のWebマーケティング事業部担当者。SEOやSNS(Instagram、X)、MEOの企画や運用を担当している。
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Googleマップに店舗を登録する必要性は?
Googleマップに店舗を登録することは、現代において非常に重要なマーケティング戦略です。登録することで、様々なメリットが得られます。
集客効果が期待できる
Googleマップの月間利用者はなんと4700万人と、その他のNAVITIMEやApple Mapsを抜いてダントツで1位です(※)。例えば、ユーザーが「近くのカフェ」「ランチのお店」といったキーワードで検索した場合、Googleマップは検索結果に最も近いお店の情報を表示します。
つまり、Googleマップに登録していなければ、そもそも利用者が多いGoogleマップからユーザーに見つかる可能性が低くなってしまいます。
(※参考:ニールセン、デジタルコンテンツ視聴率のMonthly Totalレポートによる地図・旅行情報カテゴリーのメディア利用状況を発表 | ニュースリリース | ニールセン デジタル株式会社)
信頼性向上が望める
Googleマップに登録することで、お店の信頼性向上に繋がります。Googleマップは、ユーザーがお店を選ぶ際に重要な判断材料となる情報源です。登録された店舗情報は、Googleによって審査・承認されるため、ユーザーは信頼できる情報として認識します。
また、Googleマップにはお店の住所、電話番号、ウェブサイトなどの基本情報に加えて、写真、レビュー、営業時間などの詳細な情報も掲載できます。これにより、ユーザーはお店についてより詳細な情報を把握することができ、信頼感を持つことができます。
Googleマップに店舗を登録するメリットとデメリット
Googleマップに店舗を登録することには、様々なメリットとデメリットがあります。
メリット
- 顧客とのエンゲージメント強化
Googleマップは、ユーザーがお店についてレビューを投稿したり、質問をしたりできる機能もあります。これらの機能を活用することで、顧客とのエンゲージメントを強化することができます。 - 競合との差別化
Googleマップに詳細な情報を登録し、競合との差別化を図ることができます。自店にしかない詳細な情報を掲載することでユーザーに魅力を伝えやすくなります。
デメリット
- 情報管理の負担
Googleマップに店舗情報を登録するには、正確な情報を常に更新する必要があります。更新性が高い店舗情報ほどGoogleに評価されやすくなるため、上位表示を継続するには継続的な更新が必要になります。 - 口コミへの対応
ユーザーは、Googleマップでお店についてレビューを投稿することができます。マイナス評価の口コミが並ぶと客足が遠のくリスクがあります。 - 競合との競争
Googleマップには、多くの企業が店舗情報を登録しています。競合との差別化を図るためには、積極的に情報を更新したり、自社の差別化ポイントを見つける必要があります。
Googleマップの店舗登録すべき業界
Googleマップの店舗登録はどの業界でもおすすめですが、特に対策すべき業界も存在します。
よくある業界
- 美容系
美容室やエステサロンなどの美容系の業界は「地域名 美容院」のような検索が多いです。Google検索結果でも上位にGoogleマップが掲載されます。投稿機能や写真を活用し、魅力を伝えましょう。 - 飲食店
飲食店も「地域名 カフェ」のように地域名を含めた検索が多く行われます。ルート検索などを使って気軽調べる方も多いので、対策は必須です。 - ジム
ジムの入会を希望する方は、画像や動画を確認し入会する方が多いです。また、継続的に利用する方が多いので、立地も重要になります。Googleマップの情報は必ずと言っていいほど見られるので対策しましょう。
意外と対策されておらずチャンスな業界
- 工務店
工務店などの建設業は「即座に対応してほしい」というニーズがあるため、「地域名 工務店」などで検索される方が多いです。また施工事例などは文章よりも画像の方が伝わりやすいので、Googleマップとの相性が良いです。 - 歯科医院
「歯が痛い」「治療してほしい」なども即座の対応が求められるニーズなので、「地域名 歯医者」などで検索されやすくなります。また、歯科医院は痛みを伴う施術が多いイメージがありますので、口コミの情報が大事です。
Googleマップに店舗を登録するための準備
Googleマップに店舗を登録する前にはいくつか準備が必要です。
Googleアカウントの作成
Googleマップに店舗を登録するには、Googleアカウントが必要です。Googleアカウントを持っていない場合は、Googleのウェブサイトから無料でアカウントを作成することができます。
NAP(Name, Address, Phone)の統一
NAPとは、お店の名前(Name)、住所(Address)、電話番号(Phone)の略です。Googleマップに店舗を登録する際に、これらの情報は非常に重要です。特に、他のウェブサイトやSNSと情報を統一することが重要です。情報がバラバラだと、ユーザーは混乱してしまい、信頼性を失う可能性があります。また、それだけではなくビジネスプロフィールの審査に時間がかかったり、審査が完了しない可能性があります。
Googleマップに店舗を新規登録する方法
Googleマップに店舗を新規登録するには、以下の手順に従います。
ビジネスプロフィールの作成
まず、Googleマップで自身の店舗を検索しましょう。Googleマップ上に店舗が掲載されているかどうかですべき対応が異なります。
自分の店舗が掲載されている場合
Googleマップで自社の店舗や会社を検索し、マップに登録されているか確認します。そもそもGoogleマップはユーザーの利便性を向上するために、ネット内にあるあらゆる情報源から得た最新情報をGoogleマップに反映しています。そのため、オーナーが登録していなくても勝手にマップの中に掲載されている場合があります。
その場合は記載の住所や名称に間違いがないか確認し「ビジネスオーナーですか?」をクリックし、ログインして情報の修正を行います。
自分の店舗が掲載されていない場合
Googleマップに店舗情報が掲載されていない場合は、Googleビジネスプロフィールから登録に進みます。内容は掲載予定のホームページと揃えておきましょう。
オーナー確認をする
Googleマップは、店舗情報を登録した人が実際にその店舗のオーナーであることを確認するために「オーナー確認」を実施します。オーナー確認で代表的なものには、以下の3つの方法があります。
電話でする
Googleから電話で確認の電話がかかってきます。電話に出ると、自動音声で確認コードが伝えられます。そのコードをGoogleマップのウェブサイトに入力することで、オーナー確認が完了します。
ハガキでする
Googleからハガキが送られてきます。ハガキには、確認コードが記載されています。そのコードをGoogleマップのウェブサイトに入力することで、オーナー確認が完了します。ただし2週間程度の時間を要します。
メールでする
場合によっては、Googleからメールが届き、メール内のリンクをクリックすることで、オーナー確認完了できる場合もあります。
Googleビジネスプロフィールでできること
店舗情報を管理するだけでなく、様々な機能を利用することができます。編集にはGoogleで自身の店舗の情報を検索するか「Googleマイビジネス」にログインします。
店舗詳細情報の入力
営業時間、ウェブサイト、電話番号、住所、お店の説明、カテゴリーなど、様々な情報を追加することができます。
写真やロゴの追加
お店の写真やロゴを追加することで、ユーザーはお店の雰囲気を掴みやすくなります。
口コミ管理と返信
ユーザーからの口コミを管理することができます。返信機能を使って、ユーザーからの質問に答えたり、感謝の気持ちを伝えたりすることができます。
特別営業時間の設定
臨時休業や特別営業時間などを設定することができます。
他にも「店舗の最新情報の発信」や「パフォーマンスの分析」「メッセージの送受信」「予約や注文の管理」が可能です。
Googleマップに店舗情報を登録する際の注意点
Googleマップに店舗情報を登録する際には、いくつかの注意点があります。
正確な情報の入力する
住所、電話番号、営業時間など、すべての情報は正確に入力する必要があります。誤った情報があると、ユーザーからの信頼を失い、集客が期待できなくなる可能性があります。
定期的な情報更新をする
営業時間、電話番号、ウェブサイトなどが変更された場合は、すぐに情報を更新する必要があります。情報は常に最新の状態にしておくことが重要です。
口コミ対応の重要性を理解しておく
ユーザーからの口コミは、お店を選ぶ際に重要な判断材料となります。ネガティブな口コミにも誠実に対応することで、お店の評判を守ることができます。
Googleマップ登録後の集客アップの方法
では具体的に、Googleマップ登録後にどのようにすれば集客ができるようになるのでしょうか?
MEO(マップエンジン最適化)を図る
MEOとは、Googleマップで上位表示されるように、お店の情報を最適化することです。お店の名前、住所、電話番号、カテゴリー、写真、説明文などを適切に設定することで、ユーザーが検索した際に、より上位に表示される可能性が高まります。特に「投稿機能」を使った店舗最新情報の発信をしておくと、競合との差別化が図りやすくなります。
イベント情報の追加
投稿機能にイベント情報を追加することで、ユーザーに最新の情報提供することができます。イベント情報を登録する際は、イベント名、開催日時、場所、内容などを詳しく記入しておきましょう。
特典・クーポンの配信
投稿機能を使ってGoogleマップから特典やクーポンを配信することができます。差別化にもなりますので、ぜひ活用しましょう。
口コミ記載の依頼
第三者の意見である口コミを参考にするユーザーは大勢います。お客様にGoogleマップの口コミを書いていただけるように協力を依頼しましょう。ただし、口コミ記載の引き換えにクーポンの配布、割引などを適用するのは禁止されています。また、サクラや虚偽の口コミもガイドライン違反です。
Googleマップに店舗を登録して集客を最大化しよう
Googleマップに店舗を登録することは、Googleマップユーザーが増えた現代において非常に重要な戦略です。正しい情報を登録し、積極的に更新することで、お店の集客を最大化しましょう。